阪神電鉄は列車運行を簡単に検索できる「案内検索端末」を駅の改札口に設置すると発表しました。上部には情報案内ディスプレイがありそれぞれの駅の発車列車の情報などが表示されています。下部にタッチパネルがあり先着列車情報(最短経路を案内)、乗換情報、運賃などが分かり易く検索できます。

上部に情報表示部はホーム上にある列車の到着・出発を表示するディスプレイを改札口で見ることが出来るという便利さがあります。また気象などによる運行の支障も表示されます。

下部のタッチパネル部では路線図や駅名などから経路が表示され、乗換などが簡単に分かります。メモをしないと忘れてしまいそうな場合もあるでしょうから、欲を言えば最終検索画面がプリントアウト出来るとすごく助かると思います。

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今年度は淀川駅、岩屋駅、九条駅(東口)改札付近に設置され3月27日(月)からサービスが始まります。来年度までに福島駅など21の駅に設置が計画されています。

とにかく、スマホを使わない子供さんや高齢者には大いなる朗報です。検索などはソフトウェアに依存する部分なので視覚障害の方用に読み上げ機能や画面拡大機能、また多言語対応なども将来的には可能でしょう。操作をあまり複雑にしては意味が無くなってしまいますが、子供さんや高齢者が喜ぶ「お出かけ情報」も付加されると阪神電車を利用して出かける楽しみが倍増されるのではないでしょうか。

※画像は阪神電鉄リリースより