京都と札幌に、京王電鉄系ホテルが誕生――。京王電鉄は、新しいカテゴリーの宿泊特化型アッパーミドルホテル「京王プレリアホテル」を展開。1号店を京都に2018年秋、2号店を札幌に2019年夏の開業をめざし、事業に着手しました。

京王プレリアホテルは、日本人の観光・レジャー客をメインターゲットとし、増加する訪日外国人の観光・レジャー客、ビジネス利用客など、幅広いニーズに応えるホテル。

客室は、観光・レジャー客が求めるツインルームを主体とし、ダブルルーム・トリプルルームなど幅広いニーズに応える構成に。

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1号店の京王プレリアホテル京都烏丸五条(仮称)は、市営地下鉄烏丸線 五条駅 徒歩4分、同 四条駅 徒歩5分、阪急京都線 烏丸駅 徒歩5分という立地で、地上10階建、 全305室。2号店の京王プレリアホテル札幌(仮称)は、JR札幌駅 徒歩3分の地に地下1階 地上17階建、全359室を構える予定です。

「京都は、日本の伝統文化の残る、国内有数の観光地であること、札幌は、訪日外国人の数が、東京、大阪に次ぐ第3位である北海道の中核都市であることから、出店候補地として検討してきた」と同社。都市型総合シティホテルの京王プラザホテルと、ビジネス利用等をターゲットに、コストパフォーマンスに優れた京王プレッソインに続くホテル事業と位置づけています。

同社は、同事業着手にあわせ、京都に「京王京都ホテル開業準備室」を開設。2017年5月末には、地元に根ざした運営をめざし、京都でのホテル運営を行う新会社「株式会社京王プレリアホテル京都」を設立する予定。2号店となる札幌の運営は、既存の株式会社京王プラザホテル札幌が行う予定です。