鉄道にバス、タクシー、ストアー、ホテル、ディズニー……。さまざまな事業を手がける京成グループは、バラも咲かせます。いま、京成バラ園のバラが、銀座の空中庭園に出現しています。

東京・銀座「ファンケル 銀座スクエア」の10階で、5月12日まで開催されている「ローズガーデン」です。もともと一般開放されていないこのテラスを、前年に続き、京成バラ園が期間限定ローズガーデンにアレンジし、12日まで無料で開放されています。

今回のテーマカラーは、ピンク。モナコ公国シャルレーヌ公妃に捧げられたバラ「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」を主役に、女性が大好きなピンクのバラでテラスが埋め尽くされます。

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「女性が大好きな色の第一位は何と言ってもピンク。そして数ある花の中でも最も多くの人に愛されているバラ。ファンケル銀座スクエアのガーデンイベントの中でも、最大の来場者数を誇るローズガーデンが、10年目を迎え、記念すべき今年の春。モナコのバラを中心に、ピンク一色に染まります」(ファンケル 銀座スクエア)

5月6日には、“バラ王子”の愛称で知られる江辺雄亮氏(第一園芸 フラワーコーディネーター)が、バラのブーケをつくっていくフラワーアレンジデモンストレーションを実施。手早く的確にバラの花束を編んでいき、立ち席が出るほどの会場から、熱い視線を浴びていました。

5月12日には、京成バラ園のヘッドガーデナー、村上敏氏による「バラの育て方セミナー&バラの販売会」(13:30~、15:00~)も開催。「バラ初心者にもベテランガーデナーにも、プロがしっかりアドバイス」と伝えています。

千葉県八千代市にある京成バラ園は、1959年に設立。現在、園内には1600品種10000株を超えるバラを中心に、さまざまな樹木・草花が植栽され、見ごろをむかえています。