中央線関連書籍は今までにもたくさん出てます

過去にも中央線を取り上げた書物は数多く出版されてきました。筆者の知っているだけでも1985年(昭和60年)の『中央線各駅停車』(宮脇俊三/松尾定行 保育社カラーブックス)から始まって『中央線の呪い』(三善里紗子 二玄社 1994)同じ著者の『中央線なヒト』(小学館文庫 2003)、『たのしい中央線』(西原理恵子他 太田出版 2005 ※シリーズ化されてvol.5まで刊行されています)、『中央線 街と駅の120年』(三好好三 JTB 2009年)、『中央線あるある』(増山かおり TOE 2014)、『JR中央線の謎学』(河出文庫 2015)など、これに街歩きガイドやMOOK、写真集を合わせるとすごい量になります。

余談ですが、変わったトコロで大竹聡さんの『中央線で行く東京横断ホッピーマラソン』(酒とつまみ社 2006 ※最近ちくま文庫になりました)なんてオススメです。

東京の大動脈 東京〜高尾間53.1km〈中央線快速〉を総力取材

斯様にたくさんの書籍が中央線について刊行されてきましたが、「東京で本当に必要とされている事象とは何か」を探って見つけ出すWebメディア「TOKYOWISE」が「特集 中央線快速物語」をスタートしました。惹句は以下です。
「単に駅・街紹介を超えた文化的考察も含め、中央線快速物語の決定版の一歩手前の心意気で臨む渾身の特集をお楽しみください。
初回は編集長総論と、神田~御茶ノ水駅からスタートします。毎週月曜日に更新予定です。」https://tokyowise.jp/category/special/vol18

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編集長総論。(https://tokyowise.jp/special/vol18/18_1_generalreview.html

初回は神田・お茶の水の古書店、スポーツ店街、楽器店街が特集されています。そんなにヘヴィーな内容ではなくサラッと読めますが、古書店主のインタビューもあって充実しています。毎週月曜日が楽しみになりました。