武庫川線5500系「TORACO号」

阪神電気鉄道株式会社は6月3日(水)、武庫川線で運行を開始した5500系の紹介ページを同社公式ホームページ上で公開した。

武庫川線用にワンマン化改造を施された5500系は4編成投入される。これまでは阪神タイガースをイメージしたデザインの「タイガース号」、阪神甲子園球場をイメージしたデザインの「甲子園号」のみ車両デザインが先行公開されていた。

3日公開された残る2編成は、それぞれ「TORACO号」「トラッキー号」と命名されている。

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「TORACO号」は女性のタイガースファンをイメージしたデザインに。外装は明るい「黄色」と「緑色」をベースとし、内装壁面はパステルカラー調の水玉模様に。車内は華やかな雰囲気になっており、一部の座席には着席するとトラ耳をつけているようになる「TORACO SPOT」を設置している。

「TORACO号」外装・内装デザインイメージ

「トラッキー号」はピンクと白をベースとした外装で、内装はピンクのストライプ模様に。床面はマスコットキャラクター「トラッキー」の足跡をイメージしたデザインとなっており、また各マスコットキャラクターを一部の吊手や内外装随所にあしらっている。

武庫川線5500系「トラッキー号」
「トラッキー号」外装・内装デザインイメージ

これまで武庫川線で運行していた赤胴車は新型コロナウイルス感染症対策として、日程を公表せず6月2日(火)をもって引退した。

鉄道チャンネル編集部
画像:阪神電気鉄道株式会社