すごい湿気でした【木造駅舎巡礼06】美祢線04

2020.12.17

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本美祢線重安駅。雨滴は落ちていませんが、陰鬱な天気です。

レンタカーを駐めて重安駅に向かいます。右の黒い車はレンタカーではありませんよ。

※2020年8月撮影

この駅にも「広島鉄道管理局発行「駅長さんの書いた駅名ものがたり」から一部引用」の看板がありました。

※2020年8月撮影

駅名の由来。重安は駅付近の小村の名前、小字の利宗、山崎、重安、助行を総称したもの。重安は名田(平安中期以降の荘園公領制度の公田)のなごりである地名や湿地を意味する地名など諸説あるが詳(つまび)らかではない。

重安駅は美祢線のほぼ中央に位置する。厚狭駅から22.3km、長門市駅から23.7km。一時期は石灰石(セメントの材料)の輸送で栄え、駅西側には削りとられた石灰石砕石場が見られ、これがトレードマークになり駅の特色をあらわしている。

この駅舎も屋根は瓦葺きではありません。

※2020年8月撮影

建物財産標がありました。大正10年2月20日。1920年(大正9年)に国有化され於福駅まで延伸されています。その翌年の建築でしょうか。

※2020年8月撮影

駅舎内。無人駅です。

※2020年8月撮影

待合室の木製ベンチが良いです。

※2020年8月撮影

窓口は残っています。右はかつて手荷物を扱った窓口でしょうか。きっぷ類は販売されていません。

※2020年8月撮影

島式ホームに駅舎から構内踏切で渡ります。

※2020年8月撮影

長門市駅方面です。

※2020年8月撮影

駅舎の北隣、「運転従事員詰所」という表札がかかっています。

※2020年8月撮影

改札口です。きっぷ回収箱が置かれています。

※2020年8月撮影

構内踏切の向こうに見える小山の裏側に石灰石の採掘場があります。

※2020年8月撮影

2014年(平成26年)12月に美祢線に乗った時の写真には石灰石を運ぶための設備が写っていました。

※2014年12月撮影

かつては、赤い矢印の場所、現在も線路の反対側に残る設備に繋がっていたのです。

※2020年8月撮影

構内踏切を渡ります。厚狭駅方面。

※2020年8月撮影

こちらは長門市駅方面。右に2014年(平成26年)には右側に石灰石を運ぶ設備が見えました。

※2020年8月撮影

ホームから駅舎。右の建物が「運転従事員詰所」。

※2020年8月撮影

ホームの駅名標。重安駅の東10kmほどには有名な秋芳洞があります。

※2020年8月撮影

1916年(大正5年)美祢軽便鉄道の終着駅として開業。国有化され於福駅まで延伸。1922年(大正11年)美禰線に改称。2009年(平成21年)までは構内に太平洋セメント重安鉱業所の石灰石積込施設があって専用の貨物列車が宇部岬駅との間を1日1往復していました。2014年(平成26年)貨物取扱終了。

ホームの待合室も古くて素敵。

※2020年8月撮影

待合室の建物財産標。読めませんが駅舎の建物財産標と同じ大正10年ではないでしょうか。

※2020年8月撮影

待合室から駅舎。

※2020年8月撮影

駅舎に戻ります。ホームの待合室。

※2020年8月撮影

厚狭行上り列車が到着しました。

※2020年8月撮影

雨粒は感じませんが、歩いていると全身がじっとり濡れてきます。凄まじい湿気です。

(写真・文章/住田至朗)

 


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです