JR東日本山田線です【木造駅舎巡礼08】山田線01

2021.01.04

※2020年9月撮影

トップ画像は、JR東日本山田線上米内駅。

既にお伝えしましたが、急遽撮影したJR九州日田彦山線に続き、ニュースを見て慌てて撮影に行った山田線の木造駅舎を紹介します。

2020年8月末にJR東日本盛岡支社が発表した「山田線 茂市駅・区界駅・川内駅の駅舎建て替え」のニュースを見たことが急いで山田線の撮影に向かった理由です。

実際に2020年9月7日に現場に行きましたが、既に区界(くざかい)駅には、駅舎解体のスタッフが入って準備をしていました。現場の方に訊いたら「すぐに駅舎解体に着手します」と言ってました。3ヶ月後の12月半ばには新駅舎の供用予定なのです。数日遅れたら駅舎内部などは撮影できなかった可能性があります。

では早速、上米内駅からスタートします。駅舎は駅が開業した1923年(大正12年)の木造駅舎ですが、2020年(令和2年)4月にクラウドファンディングを使った駅舎の内外装リニューアルが実施されました。JR東日本の無人駅を活用した地域活性化プロジェクトの一環です。

※2020年9月撮影

大まかなデザインはリニューアル前と変わっていませんが、外装は屋根を含めリニューアルされています。

※2020年9月撮影

駅出入口には「桼(ウルシ)」が飾られていました。

※2020年9月撮影

待合室です。

※2020年9月撮影

JR近距離きっぷ運賃表。山田線は盛岡駅から宮古駅を経て現・三陸鉄道リアス線の釜石駅まででしたが、東日本大震災で被災した宮古駅~釜石駅間はJR東日本が復旧工事を行った後、2019年(令和元年)3月三陸鉄道に移管されました。元来は陸中山田駅の山田町を目指したことから山田線と命名されました。現在陸中山田駅は三陸鉄道リアス線の駅。山田町を通らない山田線なのです。

※2020年9月撮影

山田線の時刻表。運行本数が極めて少ないです。しかも快速「リアス」では区界駅、川内駅に停まりません。しかし盛岡始発の普通列車は18時台までありません。もちろん盛岡からレンタカーで移動して撮影しています。

※2020年9月撮影

駅舎内はリニューアルされカフェなどがオープンしています。

※2020年9月撮影

待合室側に元の改札口があります。

※2020年9月撮影

待合室の出入口両側にもウルシが飾られています。

※2020年9月撮影

上米内駅は列車交換可能な相対式ホーム2面2線。駅舎側が下りホームです。この先は区界駅までJR東日本在来線では最長の駅間25.7km。2016年(平成28年)までは大志田駅と浅岸駅がありましたが廃止されてしまいました。この2駅は山間の急勾配区間で蒸気機関車時代には共にスイッチ・バックの駅でした。現在、廃駅周辺にほとんど人家も無い様です。

※2020年9月撮影

こちらは盛岡駅側。構内踏切で上りホームに渡ります。

※2020年9月撮影

長くなるので、続きは次回です。

(写真・文章/住田至朗)


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