北長門海岸国定公園です【木造駅舎巡礼10】山陰本線18

2021.02.06

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本山陰本線江崎駅。山陰本線は幡生駅からこの駅までが山口県でした。次の飯浦駅からは島根県に入ります。幡生駅から35駅目が江崎駅。何と言っても山陰本線には支線の仙崎駅を入れて161駅もあるのです。まだやっと5分の1といった辺りです。木造駅舎は江崎駅が10駅目。先は長いですねぇ。

その前に美しい海景をご覧ください。山陰本線木与駅の手前、北長門海岸国定公園清ヶ浜あたりです。山陰本線はすぐ横(山側)を走っていますから車窓から見ることのできる風景です。

※2020年8月撮影

清ヶ浜の東側、野島の右奥に宇田島が見えています。

※2020年8月撮影

阿武町尾無(おみ)漁港の横、日本海を見ながら走る山陰本線。この後国道191号線は内陸に入りトンネルで須佐駅に抜けてしばらく山陰本線と並走しますが海側に寄ってゆき江崎駅には県道304号線を右折して向かいました。江崎駅の辺りで山陰本線はほとんど南北に走っています。北が京都駅・益田駅方面になります。

※2020年8月撮影

江崎駅を北側から。この駅も屋根はトタン葺きです。

※2020年8月撮影

南側から。お約束の郵便ポストと電話ボックス。(笑)

※2020年8月撮影

駅舎正面にD51 196の車番プレートに「江崎駅開業50周年記念碑 昭和53年3月25日」とあります。単純計算で江崎駅は昭和3年(1928年)開業ですね。昭和53年は、1978年。筆者は大学生でした。

※2020年8月撮影

D51 196は、1939年(昭和14年)国鉄大宮工場で製造され、大宮から酒田、広島、最後は長門で1972年(昭和47年)に廃車になっています。

駅舎正面。出入口辺りを探しましたが建物財産標は発見できませんでした。おそらく開業した1928年(昭和3年)の建造でしょうか。庇のトタンがかなり錆びています。左側壁面の下部に長門粟野駅、三見駅、長門大井駅、奈古駅の木造駅舎にあったものと同じ装飾板が飾られています。10駅中5駅、何と50%です。

※2020年8月撮影

駅舎内は広い待合室になっています。ベンチにはクッションが置かれています。左の作り付けのベンチが貴重ですが。(笑)

※2020年8月撮影

飲料自動販売機の置かれている場所にかつては売店があった雰囲気です。作り付けの板のベンチが残っています。クッションはありませんが。

※2020年8月撮影

簡易委託駅です。窓口は「定休日」という札が出ていました。訪れた2020年8月25日は火曜日。時刻は15時10分。

※2020年8月撮影

標準時刻の左に江崎駅の窓口業務予定表が掲出されていました。確かに8月25日には×がついていました。次の上り列車は17時45分、下りは18時12分までありません。

※2020年8月撮影

ではホームに出てみましょう。

(写真・文章/住田至朗)


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