※2016年7月撮影

トップ画像は、西武鉄道多摩川線武蔵野公園と野川公園の間、二枚橋橋梁を渡る西武鉄道新101系、2010年(平成22年)からワンマン化して導入された白い電車。2016年(平成28年)7月に撮影しました。この時に前面展望なども撮影しています。工事中の多磨駅の元の姿などご覧いただく予定です。2017年(平成29年)3月にコラム【私鉄に乗ろう】でこの時の写真を使っているので何枚か重複しますが御容赦ください。

多摩川線に乗る前に、南の西側に筆者の知らない広場ができていました。「境南ふれあい広場公園」という名称です。

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※2020年12月撮影

南側なので西武多摩川線という表示があります。

※2020年12月撮影

では、武蔵境駅の改札口を入ります。

※2020年11月撮影

JR中央線との連絡(乗り換え)改札が設置されています。

※2020年11月撮影

ホームに上がりました。島式ホーム1面2線です。JR中央線と同じホームを使っていた頃からの名残なのか連番で中央線(北)側が3番ホーム、右が4番ホームです。

※2020年11月撮影

駅名標。4番ホーム側から見ています。

※2020年11月撮影

1889年に甲武鉄道の境駅として開業。多摩鉄道の駅としては1917年(大正6年)に開業。当時は北多磨駅(現・白糸台駅)までの路線でした。1919年(大正8年)境駅が武蔵境駅に改称。1922年(大正11年)是政駅まで全通。1927年(昭和2年)旧・西武鉄道が多摩鉄道を合併。旧・西武鉄道多摩線の駅になりました。時期は良く分かりませんが是政線と呼称されていた様ですが、1952年(昭和27年)武蔵境線に改称。1955年(昭和30年)現在の多摩川線に改称されています。

筆者が学生時代は武蔵小金井辺りの年配者で是政線と呼ぶ方がいらっしゃいました。

JR中央線とともに高架化される以前は、単式ホーム1番線と島式ホーム2番線を中央線。島式ホームの南側を3番ホームとして西武鉄道多摩川線が使っていました。筆者が大学生の頃から見慣れた風景でした。

武蔵境行電車が高架線へ勾配を上ってきます。望遠レンズです。ポイント、奥は4番ホームに、手前はJR中央線に繋がっています。

※2020年11月撮影

3番ホームに着いた西武鉄道101系「赤電塗装」電車です。2018年(平成30年)から西武鉄道701系デビュー時の塗色が復刻されて運行されています。701系電車というのは、1963年(昭和38年)に西武鉄道初のカルダン式駆動601系が旧来の551系と同一車体だったものを車体も刷新した車種。西武所沢車両工場の製造です。

※2020年11月撮影

車内の多摩川線路線図。

※2020年11月撮影

では前面展望、お待たせしました。武蔵境駅を出発します。

※2020年11月撮影

右への分岐は、多摩川線車両の整備や入換でJR線を使って甲種輸送されるための接続部分です。

※2020年11月撮影

JRとの連絡線には安全側線が設けられ下り線から渡り線で上り線にも繋がっています。

※2020年11月撮影

前面展望が始まったところですが、次回に続きます。

(写真・文章/住田至朗)