増築されたファサードが木造駅舎らしさをだいなしに【木造駅舎巡礼10】山陰本線30

2021.02.18

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本山陰本線都野津駅。木造駅舎本屋の前にファサードが増築されていて、残念ですが本来の佇まいを失っています。

下府駅から11.0km、15分かかって13時26分着。駅舎は下りホーム側です。都野津駅も「密閉型跨線橋」です。やれやれ。

※2020年8月撮影

上りホームから駅舎全体。二重の切妻屋根、下はホーム上屋の様です。上屋の切妻に「JR鬼瓦」があります。この辺りは石州瓦の名産地ですが駅舎の屋根は、石州瓦独特の赤褐色ではなく青っぽい瓦で葺かれています。色が褪せたのか汚れが付いているのか屋根瓦は不思議な褐色になっています。

※2020年8月撮影

下関駅側に寄って上下ホームと「密閉型跨線橋」。駅の外、右側に石州瓦の赤い屋根が並んでいます。駅舎横まで保線車両の引き込み線があります。

※2020年8月撮影

下りホームの名所案内と駅名標。有福温泉と雪舟低塩が案内されています。

※2020年8月撮影

上りホーム駅名標をアップで。

※2020年8月撮影

都野津駅は、1920年(大正9年)日本国有鉄道山陰本線が浅利駅から延伸された際の終着駅として開業。山陰本線は、翌1921年(大正10年)に浜田駅まで延伸されます。1982年(昭和57年)貨物取扱廃止。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化でJR西日本の駅になり、2005年(平成17年)駅は無人化されました。

上りホームからホーム側駅舎正面。

※2020年8月撮影

これが「密閉型跨線橋」内部です。突き当たりに辛うじて少し隙間が開いていますが、熱気がモワっとこもっています。もう暑いの何の・・・40℃以上ありそうでした。もちろん外は全く見えません。

※2020年8月撮影

下りホームに降りて駅舎の前から下関駅方面。

※2020年8月撮影

駅舎内部。駅が無人化されてから15年経っていますが窓口は残されています。きっぷの簡易自動販売機が設置してあります。手前には生花。

※2020年8月撮影

JRきっぷ運賃。益田駅が右側に書いてあるのは駅舎が下りホーム側にあるからでしょうか。朝から7つ目の木造駅舎です。昼食は全く期待できなかったので朝に益田のコンビニエンスストアで腐りにくそうな梅干おにぎりを買って移動の車内で涼みながら食べました。

※2020年8月撮影

待合室。左奥の自販機の場所にはかつてキオスクがあった様です。

※2020年8月撮影

駅出入口はアルミサッシの引き戸です。

※2020年8月撮影

建物財産標がありました。大正9年12月。駅が開業した時の建造です。

※2020年8月撮影

次の上り出雲市行列車は15時15分までありません。90分以上時間があるので暑さに耐えつつのんびり撮影します。

(写真・文章/住田至朗)


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