スマートトレインって?

画像:JR東日本グループ「変革2027」より

JR東日本はグループ経営ビジョン「変革2027」で「鉄道を質的に変革する」イメージを「スマートトレイン」として掲げている。2018年時点では、上図のようなサービスの開発や展開を検討していた。

・次世代チケッティングシステムやタッチレス・ゲートレス改札の実現
・360km/h運転を目指す次世代新幹線の開発(ALFA-X)
・センサー技術を活用した鉄道のセキュリティ向上、駅ホーム及び踏切での安定性向上
・水素エネルギーによる燃料電池車両の開発
・ドライバレス運転の実現
・ICT活用による輸送障害時の列車ダイヤ早期回復
・メンテナンス作業へのロボット導入
・災害・事故現場の状況把握へのドローン活用
・設備・車両の状態に応じたスマートメンテナンス実現

水素エネルギーのハイブリッド車両(燃料電池)試験車両FV-E991系「HYBARI」の開発合意、世界最小クラスの小型ドローン「IBIS」による天井裏点検など、掲げられたビジョンは着実に現実のものになりつつある。

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鉄道チャンネル編集部