ボランティアガイドで「法隆寺」を深く、濃く知る

まず訪問したのは、法隆寺。607年頃に聖徳太子が創建したと伝わる寺です。

最寄りの駅はJR法隆寺駅。駅は寺院風の外観で、改札内にはフォトスポットが、改札外には法隆寺金堂内に描かれている壁画の一部が再現されています。

JR法隆寺駅。寺院風の外観が落ち着いた雰囲気
構内にあるフォトスポット
再現されている壁画の一部

駅から法隆寺までは徒歩約20分。バスを利用すれば約8分で到着します。

まずは法隆寺古谷管長のお話を伺います

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ここで体験したのは「斑鳩の里観光ボランティアの会」のボランティアガイドによるツアー。

ボランティアガイドさん。分厚いファイル片手に案内してくれます

ガイドさんが手にしているのは、オリジナルの資料ファイルです。非常に分厚いファイルに、説明に必要な画像などがぎっしりファイリングされています。

必要に応じてファイリングされた資料を見せながら説明してくれるのですが、これがとてもわかりやすい!

たとえば五重の塔の歴史はもちろん建築上の特徴、安置されている粘土像の意味などをファイルの画像を見せながら細かく説明。ひとりで見ているだけではおそらく気が付かなかったであろう話もいろいろ出てきて、見学時間が非常に濃くなります。

ボランティアガイドには現在80人以上の方が登録されています。そしてこの資料ファイルは各ガイドさんのオリジナル。基本的なガイド内容は同じですが、細かな部分はそれぞれのガイドさんによって違うのだそう。

夢殿。聖徳太子が暮らした斑鳩の宮跡に建っています

キャンペーン期間中、法隆寺ではボランティアガイドによるツアーを毎日開催します。そのほか、古谷管長による特別法話(ボランティアガイドツアー付き)も行われます。いずれも「斑鳩町観光協会」への事前予約が必要です。