憧れの持ち家、戸建住宅や分譲マンションを購入しても、近隣トラブルが起こったらどうしよう。

せっかく買ったのに、そうかんたんに引っ越すわけにはいかないし……。

―――コロナショックで住宅購入が増えているなか、こうしたリスクや不安への“備え”が注目を集めている。

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ジェイコム少額短期保険(ジュピターテレコムグループ)の「持ち家あんしん保険」もコロナ禍で加入数を増やしている保険のひとつ。

保証プランは3タイプのなかから選択でき、月額保険料700円タイプが家財保険金300万円、月額980円が500万円、月額1200円が700万円。

そのほか、付帯費用や近隣トラブル弁護士費用、法律相談費用、生活救急サービスなどがついている。

なぜいま、こうした「持ち家あんしん保険」などの家財保険系が注目されているか―――。

これまで意識されなかった「家財への備え」に着目し始めた

ジェイコム少額短期保険は、「かんたんに引っ越しができない」という持ち家世帯が生活の中で直面するさまざまなトラブルへの“備え”について意識調査を実施。

ミドル世代(30~40代、男女523名)の持ち家世帯を対象に「災害、生活への備えに関する実態調査」を行ったところ、「災害への備えは十分」と回答したのはわずか1%だったことなどがわかった。

その調査結果がこうだ。

◆「災害への備えが十分」と回答したのはわずか1%! 全体の5割強が「備えが不十分」と認識

◆災害時の備えとして5割を超えたのは「食料、飲料、水の備蓄」のみ、生活再建のための「保険加入」や「貯蓄」をしている人は約2割に留まる

◆持ち家世帯の「火災保険」加入率(建物への補償)は全体の約8割に対し、「家財保険」(家財への補償)は未加入&加入を把握していない方が5割以上

◆ミドル世代(30~40代)の8割以上が「両親の住宅ローンの支払い状況」を把握するも、自然災害で被害が大きいといわれる「家財」に対する備えは6割以上が「把握していない」

◆近隣トラブルが起きても約5割が「何もしない」、分かりやすい相談先が少ない戸建て居住者があきらめる傾向に

かなりゾッとする、家財の再購入費用

こうした調査結果について、備え・防災アドバイザーの高荷智也氏は、「生活再建への不安を解消するための貯蓄・保険加入を」「生活再建は保険でと考えているなら、建物だけの補償では足りない」「家財は少しずつ購入するため、気づくと積み重ねで膨大な金額になっている」などと指摘し、さらにこうアドバイスする。

「家の中で動かせるもの(生活用動産)という観点で、家財の再調達(再購入)費用を計算してみると、かなりゾッとする金額になることが多い。生活再建=保険を使うことを考えているのであれば、建物だけなく、家財にも補償をつけることを検討してほしい」

「『持ち家あんしん保険』は、自然災害だけでなく近隣トラブルへの備え、さらに水まわり、鍵、ガラスといった日常生活での『困った』にも広く対応できることから、『防災にも使える備え』として、活用が期待できる」(高荷氏)

◆持ち家あんしん保険
https://www.jcom-ssi.co.jp/

◆ジェイコム少額短期保険「ネットあんしん保険」にノッチ家も期待、スマホを与えた長女の不安や心配を語る
https://tetsudo-ch.com/11340186.html