東京メトロと京阪HDは社寺検索スタートアップとご利益旅

スタートアップと協業した「春の京阪・御朱印めぐり2021」のビジュアルイメージ(画像:京阪HD)

続いては、参加した人にご利益がありそうなスタートアップ企業との協業。神社やお寺、御朱印の検索サイト「ホトカミ」を運営するDO THE SAMURAI(ドゥ・ザ・サムライ)は2021年3月、東京メトロのオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR(東京メトロアクセラレーター)2020」で、応募93件から最終審査通過を通過した優秀3件の一つに選ばれました。

ドゥ・ザ・サムライは、これまでのスタートアップに比べると分かりやすい社名。日本人とともに、訪日外国人に日本文化を発信する企業の立ち位置が理解できます。

企業コンペに当たるアクセラレーター2020の発表資料には、「東京メトロとドゥ・ザ・サムライは、『ホトカミ』とメトロ24時間券を組み合わせ、社寺や御朱印ファンに向けて、外出機会を創出する共同施策を実施します」の記載があります。しかし、東京都への緊急事態宣言発出などを受けて未実施のようなので、ここではメトロより一足先、京阪ホールディングス(HD)がドゥ・ザ・サムライと2021年4~5月に実施した「春の御朱印めぐり2021」を披露します。

ADVERTISEMENT

御朱印めぐりでは、大阪天満宮(大阪市)、伏見稲荷大社(京都市)、建部大社(大津市)など沿線12社寺を対象とし、京阪電車で訪れます。期間中、対象12社寺のうち6社寺以上の御朱印が写った写真付き参拝記録を「ホトカミ」に投稿すると、抽選で沿線加盟店で利用できる「おけいはんクーポン」をプレゼント。さらに、1カ所以上の参拝記録を投稿した人から抽選で、お気に入りの画像を表紙にあしらったオリジナルの御朱印帳を進呈しました。