いすみ鉄道とJR四国は「四国デスティネーションキャンペーン」の番外編としてコラボを実施中。10月からいすみ鉄道の「キハ」に、JR四国が所蔵する急行ヘッドマーク「いよ」「うわじま」を掲出するイベントを行っている。

当初は「キハ28」に掲出していたものの、車両故障につき当該車両が一時的に運用を離脱したため、11月半ばより掲出車両を「キハ52」に変更していた。「キハ28」は点検および試運転により安全運行の確認が取れたことから、1月より観光急行列車として運行を再開する。ヘッドマーク掲出車両も「キハ28」に戻す。

いすみ鉄道とJR四国のコラボは12月31日までの予定だったが、延長を望む声が多く寄せられたことから、貸与期間の延長が決まった。ヘッドマーク掲出日や運行ダイヤ、乗車方法などはいすみ鉄道のホームページに掲載される。

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いすみ鉄道のキハ28 2346は1964年に製造された急行形気動車(DC)。山陰や北陸で活躍したのち、いすみ鉄道へ譲渡され同社所属車両となった。

「いよ」「うわじま」はかつて、高松~松山・宇和島間の優等列車に使用されていた愛称名。今回JR四国とコラボして掲出するヘッドマークは、キハ28などによる気動車急行時代に使用されていたもの。

画像:JR四国、いすみ鉄道