京王電鉄は2021年12月10日、来春3月に京王線のダイヤ改正を実施すると発表した。

今回のダイヤ改正では、2001年から運行されてきた「準特急」が廃止される。具体的には「特急・準特急」の種別を「特急」に名称統合し、新宿~調布間の特急停車駅に笹塚駅と千歳烏山駅を加える。同社はこれにより、「調布以東での乗車機会向上や多摩地区⇔都営線、調布以東へのアクセス向上」を図るとする。

画像:京王電鉄

その他にも、「平日20・21時代の帰宅時間帯に相模原線の調布駅乗換待ちや乗換利便性を改善」「平日朝ラッシュ時間帯上り列車の運行本数適正化による定時性向上」、「土休日10~16時ごろの相模原線 京王多摩センター~橋本駅間で列車種別・本数の見直し」「土休日10~18時頃の動物園線の等間隔化」といった変更点が挙がる。

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京王ライナーや「Mt.TAKAO号」関係では、「平日の京王ライナー停車駅に明大前駅を追加(上り降車・下り乗車専用)」「平日20・21時台の京王ライナー(橋本行)の所要時間短縮」「土休日における朝間の京王ライナー(新宿行)や『Mt.TAKAO号』(高尾山口行)の増発」さらに「『Mt.TAKAO号』の通年運行化」が予定されている。

詳細は2022年1月下旬ごろに発表予定。

記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/