東武スカイツリーライン 西新井~谷塚間 延長約1.7kmの複々線区間を高架化し、同区間にある2か所の踏切を解消する東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業(足立区都市計画事業)。

同区間では、2016年5月に下り急行線、2020年9月に上り急行線が高架化し、2022年3月20日初列車から、いよいよ竹ノ塚駅付近(西新井~谷塚)の上下緩行線と東京メトロ日比谷線車庫出入線が高架化する。

今回、この高架化で解消される踏切は、区道足立第2号線(赤山街道)第37号踏切と、区道舎人第282号線 第38号踏切。その前後には、補助第260号線(栗六陸橋)や補助第262号線などがある。

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また、竹ノ塚駅 高架駅へのアプローチ線は、西新井方で上下線がオフセットした構造になるいっぽう、同駅の谷塚方にもともとあった引き上げ線も高架化される。

同社と足立区は今後、2023年度事業完了をめざし、既存線路の撤去や高架区間の整備などをすすめていく。

いっぽう、この東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業 上下緩行線高架切替工事にあわせ、2022年3月19日の22時40分ごろから終列車までの間、東武スカイツリーライン北千住~草加の上下緩行線(普通列車)が運休。

北千住~草加の上下急行線列車は通常通り運転するほか、運休区間の両端駅まで折返し運転や、他社線への振替輸送、運休区間のバス振替輸送などを実施する。