「自転車を持ち込める車両は武蔵境駅寄りの1号車(サイクルトレインの表示のある車両)です。自転車は1列車あたり8台まで持ち込みいただけます。9台目以降となる場合は、次の列車をご利用ください」

そんな案内をチェックしながら、自転車を電車にそのまま持ち込む乗降シーンがみられる西武多摩川線。

こうしたサイクルトレインを展開する西武多摩川線で1月、同線を走っていた西武新101系(4両編成)245編成(画像↑↑↑)が同路線を離れ、同じタイミングで西武新101系(4両編成 赤電カラー)1247編成が同路線に入ってきた。

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西武多摩川線の電車は、ほかの西武鉄道線と線路が直接つながっていないことから、武蔵境でJR中央線・西武多摩川線の連絡線を経て、中央線・武蔵野線を経由して新秋津にあるJR武蔵野線・西武池袋線 連絡線を介して西武鉄道線内へと運ばれる。

小手指車両基地に所属する西武多摩川線 新101系は、同じワンマン仕様の狭山線と定期的に車両を交換する。

この西武多摩川線・狭山線の車両交換などでJR線を経由して西武車両を運ぶ甲種輸送には、最近はJR貨物 新鶴見機関区 所属のEF65形電気機関車2000番台が担当することが多い。

EF65形電気機関車は、この電化されたJR・西武連絡線を伝ってJR中央線から、輸送対象編成がとまる西武多摩川線 3番のりばへと入り、西武多摩川線電車と連結。

EF65形電気機関車がけん引する甲種輸送編成を引き出し、中央線・武蔵野線を経て、新秋津で西武鉄道へと受け渡す。

◆相模線E131系500番台など新型車両が甲種輸送、南海8300系はJR西日本DD51ディーゼル機関車がけん引
https://tetsudo-ch.com/12131423.html

◆新京成電鉄 80000形の新型車両搬入ルートが地味にすごい
https://tetsudo-ch.com/11902036.html