※2022年1月撮影

トップ画像は、いすみ鉄道国吉駅。構内に駐められている車両。

左は「いすみ200’型206」。1988年(昭和63年)JR木原線が廃止され、いすみ鉄道に転換された際に導入された「いすみ100型101-107」がセミクロスシートをロングシート化されて「いすみ200型」になり、さらに床を張り替えて「いすみ200’型」になった車両。7両中で唯一残っている「206」。

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右の「キハ30形62」は、2012年(平成24年)まで久留里線で運用されていた車両。トイレの無い両運転台車両。1963年(昭和38年)~1966年(昭和41年)に106両が製造されました。

2013年(平成25年)国吉駅に運ばれ留置。エンジンはオリジナルではなくカミンズ製に換装されています。水島臨海鉄道には、現役で運用されている唯一の車両「キハ30-100」があります。

国吉駅出入口。1991年(平成3年)開業以来の木造駅舎に替わって商工会との新しい建物に改築されました。赤い鳥居があります。

※2022年1月撮影

駐輪場の横から「いすみ200’型206」と「キハ30形62」。行先表示がJR久留里線。(笑)

※2022年1月撮影

2014年(平成26年)8月に撮影した国吉駅に駐められている「キハ30形62」。JRから搬送されたオリジナルの姿と思われます。

※2014年8月撮影

大多喜駅に来ました。1930年(昭和5年)開業時に建てられた駅舎ですが大幅に改修されています。

※2022年1月撮影

駅舎出入口。

※2022年1月撮影

駅舎の南側には、いすみ鉄道本社があります。

※2022年1月撮影

大多喜駅の西側には、大多喜城址が広がっています。現在再建された天守は、歴史的な実在が議論されている様です。お城の大手門がいすみ鉄道の東側にあります。手前右側は、いすみ鉄道の車庫。

※2022年1月撮影

大手門の反対側からは車庫の車両が見えます。最新と最古が並んでいました。

※2022年1月撮影

左は、2015年(平成27年)から営業運転を開始したいすみ鉄道の最新車両「キハ20 1303」。右側の旧国鉄キハ52形125と50年も製造年が違いますがとてもよく似ているのが面白いです。

※2022年1月撮影

キハ52形125は、JR西日本大糸線非電化区間で2010年まで運用されていた車両。大糸線では3両のキハ52形が運用されていました。115は、JR津山駅「津山まなびの鉄道館」に静態保存。156は、糸魚川駅「キハ52展示待合室」に静態保存。125がいすみ鉄道に譲渡され元気に稼働している国内唯一の車両になっています。1965年(昭和40年)製造。

2009年(平成21年)糸魚川駅。今は新幹線の高架で無くなってしまった構内側線の「キハ52 125」。

※2009年8月撮影

【木造駅舎カタログ】なのにいすみ鉄道の車両の写真になっていまいました。お許しください。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)