※2022年1月撮影

トップ画像は、小湊鉄道上総牛久駅。広い駅前広場があります。2022年(令和4年)1月6日午前9時45分から撮影しました。

筆者は、長らく上総牛久駅の場所を茨城県牛久市と混同していました。牛久大仏が近くに無いなぁ、と不思議に思っていたのです。映画『下妻物語』(2004年/平成16年)が好きで何度も観てますが、主人公が代官山に「上京」するシーンで鉄道路線は分かっていたのに・・・。マヌケな話で失礼いたしました。

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駅前広場西側に小湊鉄道の路線バスが停まっていました。左の赤い建物は2020年(令和2年)駅前に市原市が作った「里山トイレ」の待合所。上総鶴舞駅の斬新なトイレと同じ建築家藤本壮介さんのデザインです。

※2022年1月撮影

駅前広場を西側から。正面にはタクシー会社があります。

※2022年1月撮影

小湊鉄道バスが駅前に来ました。乗降中です。左側、駅構内には小湊鉄道の車両も見えます。

※2022年1月撮影

バスが出た後、上総牛久駅の駅舎。里見駅、高滝駅、上総鶴舞駅と同時期に作られたので共通のデザイン。国の登録有形文化財です。

※2022年1月撮影

上総牛久駅は、1925年(大正14年)開業。駅前広場の東南から。

※2022年1月撮影

駅に登る階段には冬なのにお花が咲いています。

※2022年1月撮影

駅舎正面。同じデザインですが、有人駅はやはり活気があります。

※2022年1月撮影

駅舎出入口。駅名板が見えませんね。

※2022年1月撮影

階段の手前で屈んで、望遠レンズで撮りました。どうにか読めます。

※2022年1月撮影

窓口で、入場券を購入。これまでの無人駅で券売機があれば入場券代わりに隣駅までの乗車券を買ってきたので全て並べて領収書を書いてもらいました。入場券は必要なものです。もちろん小湊鉄道ファンとして木造駅舎維持の一助になれば、という思いもあります。

上総牛久駅なので? 改札口の木製ラッチに牛の像が置いてあります。これまでも五井駅から上総中野駅まで行く際にこの駅で乗り継ぐことが多かったので駅構内は見慣れています。

駅前には商店街があります。

※2022年1月撮影

商店街の方から上総牛久駅を見ています。

※2022年1月撮影

※タイトルは『木造駅舎』となっていますが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎だけをとりあげているワケではございません。あくまでも筆者が気に入った駅舎を恣意的に選ばせていただいています。外観が明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎カタログ】のまま進行いたします。悪しからずご了承ください。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)