MaaSをイメージした新型車両

特徴的なデザインの中央線の新型車両・400系電車。新機能では、非常時に乗務員室から異常を確認できる防犯カメラを搭載するほか、21インチのワイド液晶ディスプレイは、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で案内表示します。コロナ対策として空気浄化装置も装備します(画像:Osaka Metro)

続いては、セミナーでも披露された新型車両の話題。本サイトでも紹介済みですが、Osaka Metroは中央線に新型車両400系(6両23編成)と新造車両30000A系(6両10編成)を導入します。デビュー予定は30000A系が2022年7月、400系が2023年4月です。

中央線は2025年に開催される「大阪・関西万博」会場の夢洲(ゆめしま)へのアクセス路線。Osaka Metroは中央線を〝未来への路線〟と位置づけ、新製車両でイメージアップを図ります。

400系で特徴的な前面はガラス張りの展望形状とし、宇宙船を意識させる未来的デザイン。MaaSとの関連性もイメージさせます。セミナーでは、2024年度中に400系電車の大阪港―夢洲新駅間で自動運転の実証実験に乗りだすプランも明かされました。