ビットコインの上場投資信託 ETF の上場、エルサルバドルがビットコインを法定通貨に採用、暗号資産取引所のコインベースのナスダック上場、世界の2大オークションハウス クリスティーズとサザビーズがNFT(非代替性トークン)アートのオークション開催、メタバースといわれる仮想空間に不動産価格が高騰……。

2021年も暗号資産(仮想通貨)についてはいろいろなニュースが飛び交った。

そんななか、世界最大級の暗号資産取引所「Coinbase」を運営する Coinbase Global, Inc.(コインベース・グローバル)の日本法人 Coinbase(北澤直 代表取締役)は、「メタバース(現状、可能性、未来)、直近の市場、VRセット Coinbase Japan 暗号資産(仮想通貨)セミナー」を開催。

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その内容をYouTubeに公開した。

メタバースと仮想通貨・暗号資産・NFTの関係性

まずメタバースとは。メタ(meta:超越した)、ユニバース(universe:宇宙)を組み合わせたメタバースは、コンピュータやコンピュータネットワークのなかに構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスをいう。

今回の Coinbase Japan 暗号資産(仮想通貨)セミナーには、Coinbase Japan マーケティング・PR ヘガン部長が解説。

2003年に登場したセカンドライフの時点では、仮想通貨・暗号資産・NFTなどがなかったので、どうしてもゲーム内でアイテムを交換するなどで、実際の生活に結びつかなかったとヘガン部長。

「メタバースの時代はデジタルファイルに金銭的な価値がつく。別の法定通貨に変えられるなどのメリットがある。実社会とつながっているところがセカンドライフと大きな違い」

「たとえばメタバースで建築家になって、土地を買って建造物をつくって、それを売るという例もある」

「暗号資産とか仮想通貨は、日本ではまだ投資のひとつとしてみられている。それをひとつのブロックチェーン技術として活用していくようになる」(Coinbase ヘガン部長)

暗号資産・仮想通貨の運用は次のフェーズに入るだろう

こうした解説のあと、ヘガン部長は 15:30 あたりから、NFTの仕組みを具体例をあげて紹介し、ひとつのデジタルファイルに唯一無二の価値を含ませることができる事例をやさしく解説してくれる。

「メタバースでアパレルブランドをつくって、アイテムをつくってファッションショーなどをして、利益を得るというシーンも出てくる」

このほか、YouTuberの収益などと、メタバースのそれとの違いなどもわかりやすく説明している。

また、メタバース参入と暗号資産の関連、メタバースでの不動産価格が高騰する仕組み、ビットコインの価値が維持している背景……といった話題も出てくる。

「ひとつのお金として区切るのはもったいない。音楽、イラスト、3Dアートなどすべてのデジタルファイルが金銭的価値をもってくる。それらが、BFTや仮想通貨でやりとりされるから、お金だけで価値をはかるのはもったいない」

27:00あたりからは、メタバースに参入するための必要条件などについて解説。そこは、暗号資産・仮想通貨が基本になるとヘガン部長はいう。

「その音楽が聴きたい、そのアートを手に入れたい。だから仮想通貨を用意するという利用スタイルが一般的になるだろう。そうなると、暗号資産・仮想通貨の運用は次のフェーズに入るだろう」(Coinbase ヘガン部長)

―――ここまでで前半。このあとの後半も、具体的にパナソニック製のVRセットを例に出してその楽しさ・トレンドなどを解説しているから、気になる人は動画↑↑↑をチェックしてみて。

また Coinbase は、ビットコインやイーサリアムなど、世界の主要暗号資産取引のプラットフォームを構築し、世界中の個人・企業・機関などにかんたんかつ安全な暗号資産へのアクセスを提供中。こちらは公式サイト↓↓↓をチェックしてみて。
https://www.coinbase.com/