東海道・山陽新幹線で13年ぶりのフルモデルチェンジモデルとして2020年7月から営業運転についているN700S。

高速鉄道で世界初となるバッテリ自走システムを搭載する N700S は、床下機器の小型・軽量化で編成両数をフレキシブルに変更・組成できる標準車両というポジショニングが新しい。

すでにJR九州には西九州新幹線 武雄温泉~長崎 むけN700Sベースの6両編成も登場。製造は現状、JR東海グループの日本車輌製造と、日立製作所が担っている。

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このN700S、メイン舞台の東海道・山陽新幹線むけ16両編成は、JR東海保有車(0番台 J編成)はすでに25本が登場している。JR西日本保有車(3000番台 H編成)が2本いる。

JR東海J編成は、2021年度に13本投入、2020~2023年度であわせて40本を投入する計画。

それでも、JR東海保有 N700系(N700Aを含む)が100本ちかくいることから、N700Sのシェア拡大はまだまだ序の口か。今後、その勢力図がどう変わっていくか、気になる。

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