特急「宇和海」イメージ(写真:ninochan555 / PIXTA)

伊予銀行とJR四国はヤマト運輸と連携し、2022年3月25日(金)、予讃線を走る特急列車「宇和海」で貨客混載の実証実験を行う。

特急「宇和海」10号の自由席と乗務員室を活用し、宇和島産の養殖マグロを加工・梱包のうえ輸送する。発荷主は宇和島プロジェクト、着荷主はホテル椿館。列車以外の輸送はヤマト運輸が担う。本取組みの提案は伊予銀行。

貨客混載の目的は「鉄道の定時性、速達性を活かした新たな価値の創出」「環境負荷の小さい鉄道による荷物輸送の取組み(モーダルシフト)の推進」「県内生産者と消費者をつなぐことによる地域活性化への取組み」の三点。

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今後は実証実験の実施・検証を踏まえ、県を跨いだ物流網の構築についても検討を行うという。