北総7000形車両イメージ(写真:村上暁彦 / PIXTA)

北総7000形といえば、もうじき50周年を迎える北総鉄道が1期線(北初富~小室間)開業にあわせて導入した車両だ。

“「新しい街、千葉ニュータウン」を走る路線に相応しい先進性能と他社にはないデザインをコンセプトに設計・開発”(北総鉄道Webサイト「北総鉄道50の歴史」から)された車両で、そのΣ形をした独特な前頭部から「ゲンコツ電車」とも呼ばれた。

名鉄100系、富山地鉄14760形とともに1980年鉄道友の会ローレル賞を受賞。その特徴の多くは後続の車両にも受け継がれている。老朽化を受け2006年に2編成が引退し、残る1編成も2007年のさよなら運転で引退した。

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そんな7000形には、実は他にもデザイン案があった。

北総鉄道は2022年4月9日(土)、Twitterアカウント「北総鉄道運行情報+【公式】」(@hokusorailway)にて、「#北総7000形 がもしかしたらこんな形だったかも…シリーズ第1弾」と銘打ち、製作時に検討されたというデザイン案を2つ公開した(以下、当該ツイート)。

鉄道ファンも引用リツイートなどで反応を寄せており、7000形のデザインを評価する人もいれば、似たような配色やデザインの車両を思い出す人も。

なお、北総7000形は50周年記念のロゴマークにも登場している。北総鉄道公式アカウントは、当該ツイートの中で今年(2022年)5月に50周年を迎えること、また特設ページで「北総線クイズ」を公開していることなどを発信している。