東京メトロ南北線の延伸計画はどこまで進んだか【コラム】

2022.08.06

埼玉スタジアム線は浦和美園から岩槻、蓮田へ

埼玉高速鉄道の2000系電車は2000年から翌年にかけ6両10編成が導入されました。メトロ南北線9000系をベースに設計されました(画像:埼玉高速鉄道)

最後にメトロ南北線と相直する、埼玉高速鉄道の延伸計画にも触れましょう。埼玉スタジアム線は、赤羽岩淵―浦和美園間の14.6キロ、2001年に開業しました。

メトロ南北線の分岐線と同じ交政審の答申には、「埼玉高速鉄道線の延伸」が明記されます。ルートは浦和美園から北進して、岩槻を経て蓮田まで延伸。岩槻で東武アーバンパークライン、蓮田でJR東北線に接続します。

埼玉スタジアム線延伸のイメージ。浦和美園から岩槻までは約7キロ、その先蓮田までは約6キロあります(資料:さいたま市)

具体化はこれからですが、何より地元・埼玉県が、事業化に前向きというのが明るい材料。2020年末には住宅ローン会社が選定する「本当に住みやすい街大賞」で、浦和美園が10位に入って話題になりました。

紹介は別の機会に回しますが、メトロ南北線は2023年3月に予定される東急新横浜線、相鉄新横浜線(相鉄・東急直通線)の開業時、東急線を挟んで相鉄線との相直が始まれば、横浜市北西部や神奈川県央部とのネットワークも強化されます。列車はこれまでの6両編成から8両への増結が進みます。南北線は今、第二の成長期を迎えた鉄道路線といえそうです。

記事:上里夏生


LINEで送る

オススメ記事