名古屋市に本社を置くシヤチハタとJR東海がコラボし、新幹線「N700S」や特急ひだ「HC85系」、特急しなの「383系」デザインの印面を持つチケッターが受注商品限定販売で登場しました。鉄道用品等の販売サイト「JR東海鉄道俱楽部」の販売開始5周年を記念したものです。

チケッター本体は東海道新幹線の車掌が実際に使用しているものと同じで、インキも専用の速乾性藍色インキです。価格は1個8,000円(送料込・税込)で、販売数量は先着順の限定400個。3点セットも用意されており、こちらは同じく23,000円・先着300セットとなっています。

3点セットには専用箱も付属しており、正面・上面・左側面に「N700S」「HC85系」「383系」を図面風にあしらいます。背面には鉄道人の魂とも言うべき安全綱領が、右側面にはJR東海の制帽の帽章、接客制服の袖ワッペン、管理職ワッペンなどにも使用される動輪マークが描かれています。

コラボチケッター3点セット
右側面の動輪マークと背面の安全綱領

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シヤチハタコラボチケッターは販売サイト「JR東海鉄道倶楽部」で10月20日まで受注販売中(予定個数に達した場合は受付を終了)。売れ行きは好調のようで、やはり皆さん車掌さんの改札には憧れがあったりするのでしょうか……。

なお、販売ページには「車内改札の手順」も乗っており、本物の車掌のようにきっぷに押印してみたい、という方は必読です。車掌さんのちょっといい話も掲載されており、読み物としても面白い商品ページになっています。

余談ですが、東海道新幹線のチケッターは2020年にデザインが変更となり、新幹線の図柄がポンと押印されるようになっています(今回販売される「N700S」のデザインとは異なります)。コロナ禍でここ数年乗っていないという方もいらっしゃると思いますが、機会があればぜひ車内改札後の券面にご注目下さい。