東急電鉄は2022年10月20日から、世田谷線が1日乗り放題になるデジタルチケット「世田谷線散策きっぷ」を発行しています。実施期間は11月30日まで。

※予定枚数を超過した場合は終了する場合があります。

きっぷを手に入れるにはちょっとした条件があります。それは東急線沿線のフリーペーパー「SALUS(サルース)」11月号「沿線街さんぽ」「ハレの日レストラン」に掲載されている9店舗いずれかを利用すること(豪徳寺、世田谷城阯公園は除く)。手順は次の通りです。

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1)旅行・レジャー予約のプラットフォーム「Klook」に登録

2)対象店舗を利用し、店舗スタッフに「SALUSを見て訪れた」と伝え、クーポンコードを発行してもらう

3)Klookサイトでクーポンコードを入力し、発行日当日のみ有効の「世田谷線散策きっぷ」GET!

4)世田谷線利用時は世田谷線乗務員・係員にチケット画面を提示

※「SALUS」は東急線各駅のラックなどで配布していますが、WEB上でも閲覧することができます。

利用イメージ(画像:東急電鉄)

東急電鉄がこうしたきっぷを発行するのは今回が初めてではありません。

同社は「アフターコロナに即した社会的価値の持続的提供を目指し、域内移動需要の創出を目的とした新たな乗車券サービスを提供する」ため、過去にもシニア層を対象とした電子乗車券「東急線乗り放題パス(over60)」「東急線キッズ100円パス」を発売しており、「世田谷線散策きっぷ」はそうした取り組みの第3弾にあたります。

第2弾「東急線キッズ100円パス」の発売数は約3.3万枚。購入者の約20%がこの乗車券をきっかけに鉄道を利用したとアンケートで回答したほか、途中下車が増えるなど回遊性向上の効果が確認できたといいます。

なお、今回は世田谷線ですが、「SALUS」12月号では東急線沿線エリアでの本企画の横展開も予定されているといいます。

(東急世田谷線車両 写真:スポッティー / PIXTA)