JR東京駅八重洲北口のお土産専門店街、「東京ギフトパレット」は、2022年11月16日(水)からエリアを拡大し、リニューアルオープンしました。

現在、八重洲地区は周辺開発が進み、今後もビジネスパーソンを中心とした利用者の増加が見込まれるほか、近年は自身や自宅で楽しむ自家需要のニーズが高まっていることもあり、生ケーキなど「おうち土産」の充実に力を入れているそうです。

既存のエリアでは、天井や柱上部の細工部分・茶色い柱部分・店舗入り口上部の「のれん」をイメージした屋根装飾に、700系新幹線の再生アルミを使用していました。東京ギフトパレット全体の一体感と東海道新幹線ならではの上質感を演出します。

再生アルミとは?

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新幹線車両に使用されていたアルミから不純物を除去し、高純度のアルミ合金のみを抽出する新たなアルミのリサイクル技術です。新幹線車両に使用されているアルミは強度が高いため、装飾だけでなく、建築材料や精密機械にも使用可能。使用できる範囲が広くこれからいろいろな場面で活躍が期待されます。

今回新たにOPENした新エリアでは、再生アルミもリニューアルし、N700系新幹線のアルミを使用しています。

新エリアの新店舗「PeTit MarBLe(プティマーブル)」の横の柱には再生アルミの表示もありました。

ここからは新エリアにオープンした3店舗をご紹介します。

デニッシュ専門店「PeTit MarBLe(プティマーブル)」

プティデニッシュ

パン屋激戦区で知られる京都を中心に展開している「グランマーブル」が新ブランドを立ち上げ出店。

卵・牛乳など動物性食品を使わず、環境に配慮し植物由来の食材を使用した、地球にも人にも優しいデニッシュを販売します。

デニッシュの種類は、プレーン・あん・マロン・祇園辻利抹茶あん・ショコラの5種類。

純植物性のデニッシュとは思えないほどにしっかりとコクがあり、ちょうどいいサイズなので小腹がすいたときにしっかり満足できそうなボリュームです。

可愛いバックに入った焼き菓子「プティクランチ」は、プティデニッシュをカリッと焼きあげてショコラに絡めて作ったクランチチョコ。

動物性食品不使用なのに風味豊かでややビターめなショコラがマッチしています。

 

ナポレオンパイ専門店「アマンド東京」

アマンドは、1946年東京新橋に喫茶と甘味の店として誕生し、「復興の中で明るい気持ちになってほしい」という思いから、当時は斬新な発想のピンクを基調とした店舗デザインで評判を呼びました。

今回新しくオープンしたアマンド東京は、1980年代にアマンドで人気を博した生ケーキ「ナポレオンパイ」の専門店です。ナポレオンパイはサクサクのパイ生地にカスタードクリームをふんだんに使用し、旬のいちごと香ばしく焼き上げたアーモンドで仕上げたミルフィーユです。

ホールサイズ(1本)と、ホールサイズの半分(ハーフ)、1人分にカットされた3サイズを販売。定番のいちごの他、季節のフルーツを使用した期間限定のナポレオンパイも販売しています。

他にもナポレオンパイをイメージした「ボン・ナポレオン」を2個入り~販売しています。

すっきりした酸味が特徴のホワイトチョコクリームとフリーズドライのいちごを、サクサクのパイ生地でサンド。甘酸っぱさが効いた軽やかでさわやかな焼き菓子です。

 

ブラウニー専門店「cote cour(コートクール)」

「cote cour」は日本初のブラウニー専門店。2種のクーベルチュールチョコレートをブレンドすることで濃厚なカカオ風味のブラウニーを作っています。

東京ブラウニーは持ち運びも便利な焼き菓子で、手土産におすすめです。

厳選した2種のクベールチュールチョコレートを練りこんだなめらかな食感が持ち味。リッチで濃厚な味わいが楽しめます。

生ブラウニーも5種類あり、東京ブラウニーよりもさらにもっちり・しっとりとした生チョコのような食感が愉しめます。

東京駅限定で「ピスタチオ&ヘーゼルナッツ」の生ブラウニーも。こちらは食感にアクセントがあり、ナッツの香り豊かなブラウニーに仕上がっていました。

その他にも、リニューアルを機に新しくオープンした店舗もあり、歩いているだけでも楽しいエリアとなっています。

この年末、手土産に喜ばれる商品が盛りだくさんの「東京ギフトパレット」へ是非お立ち寄りください。