東北には「土偶の駅」がある――

JR五能線の木造駅。「木造」と書いて「きづくり」と読む。鉄筋コンクリート製の駅舎だ。

駅舎には亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶を模した巨大な土偶のモニュメントがくっついており、鉄道ファンの間でも知られる。土偶の目にはLEDライトが設置されており、七色に点灯させることができる。特徴のある駅として「東北の駅百選」にも認定されている。

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そんな木造駅がある五能線が間もなく全線復旧するということで、秘境駅などを訪れるモニターツアーが企画されている。その名も「真冬の五能線と津軽鉄道を巡る 『レトロバス』で訪ねる 五能線秘境駅と津軽鉄道の旅」――

快速「リゾートしらかみ」と弘南バスが所有する1980年製のレトロバスで追良瀬駅、驫木駅、風合瀬駅といった秘境駅に立ち寄るほか、レイルウェイ・ライター種村直樹氏の「汽車旅文庫」がある津軽鉄道「津軽飯詰駅」も訪れる。

出発日は2023年1月15日(日)で、募集定員は20名。旅行代金は大人9,800円(小学生8,800円)。企画・実施は日本旅行東北 青森支店、申込受付は1月8日まで。詳細は「青森県西北地域 冬のモニターツアー」申込サイトへ掲載。