解答と解説

【答え】
1つの装置が故障したときに警報灯点滅・警報音鳴動の両方が起こらなくなるのを防ぐため。

警報灯・警報音の周期が同じであるとき、その2つは一つの基盤を共用して動作していることになります。そうするとその基盤が故障したときなど何らかの異常をきたした場合、警報灯・警報音のどちらも動作せず、危険な状態に陥ります。他方、それぞれを独立した基盤でプログラミングしておくことで、たとえば警報灯のプログラム基盤が故障するなどして警報灯が点滅しなくても警報音は鳴るため、車の運転士や歩行者にも踏切が閉まるのがわかるのです。

(写真:PIXTA)