静岡県のSLの聖地から新たな挑戦

2022年9月の台風で被害を受けた大井川鐵道。一部区間は復旧済みですが、現在も大井川本線家山~千頭の22.4キロが不通、バス代行を行っています。

そこで、大井川鐵道はSLの増発やSLと連絡する温泉シャトルバスの新設などを行い、「今ある資源で最大限の挑戦」をしていくと発表しました。

現在新金谷~家山間を1往復している「SL急行かわね路号」は2往復に増便。新たに新金谷14:14発 家山14:43着、家山12:52発 新金谷13:19着のダイヤで運転します。運転日は2月と3月の計17日で、3月下旬以降は電気機関車牽引のEL急行も運転します。

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新設される温泉シャトルバスは、「SL急行かわね路14号」の運転日に川根温泉ホテル(代行バス:川根温泉笹間渡駅)14:15発 家山14:20着で運転し、14:59発の「SL急行かわね路14号」に接続。運賃は大人1名150円、小人1名80円です。

その他にも、SLを1日どっぷり堪能する「汽車ざんまい」プラン(予約制)、川根温泉ホテルとのセットプランなどを発売すると発表しており、同社ホームページに詳細を掲載しています。

(写真:大井川鐵道)