福岡市地下鉄は、2023年3月11日に七隈線のダイヤ改正を実施します。3月27日の七隈線延伸開業に向けたもので、ラッシュ時間帯の増便や営業時間の拡大などが予定されています。

営業時間を30分拡大

平日・土休日ともに営業開始時間を15分繰上げ、営業終了時間を15分繰り下げます。ダイヤ改正後の七隈線営業時間は5:15~0:39です。

これにより、七隈線延伸後の博多駅におけるJRの新幹線・特急始発列車や最終列車との乗り換えが可能になります。

平日の朝・夕ラッシュ時間帯に増便

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利用の多い朝の通勤・通学時間帯(平日7:30~9:00)に2往復、さらに夕方の学生利用が多い時間帯(平日16:00~17:00)に1往復増便します。

朝ラッシュ時の最小運転間隔はダイヤ改正前の3分45秒から3分30秒に。運行本数は平日が5本増の160本、土休日が2本増の138本となります。

延伸で沿線から博多駅への所要時間は14分短縮

福岡市地下鉄七隈線は、橋本駅から天神南駅までを結ぶ12キロの路線です。現在は来月3月27日の開業に向けて、天神南駅~博多駅間1.4キロの延伸事業が進められています。

開業すれば七隈線沿線から直接博多駅へ向かえるようになり、七隈線各駅から博多駅までの所要時間は14分短縮される見込みです。

また、キャナルシティ博多付近には、櫛田神社前駅が新たに設置されます。

(画像:福岡市)