2023年1月時点の敦賀駅東面外観(提供:JRTT鉄道・運輸機構)

2024年春の金沢~敦賀延伸に向けて工事が進む北陸新幹線。新たな終点となる「敦賀駅」の全景が間もなく登場します。

鉄道・運輸機構(JRTT)は8日、2023年2月15日(水)までに、敦賀駅東西両面の外部足場が一部の仮設設備を除いて解体されると発表しました。これにより、金沢~敦賀間6駅全てで外観の全景が現れるということです。

駅舎の高さは整備新幹線最大規模となる約37メートル、駅舎の幅は約55メートルです。駅は3層構造になっており、1階は在来線特急ホーム階、2階にはコンコースや駅事務室などが設けられ、3階が新幹線ホーム階となります。ホームは島式2面4線です。

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デザインコンセプトは「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」とされ、ホームの床は船の甲板をモチーフとした木調タイル仕上げに。待合室も船をモチーフとし、コンコースも天井全体で北前船の帆をイメージしたデザインとするなど、敦賀湾の波のきらめきを表現し、豊かな自然を感じられる駅をイメージしたといいます。