「JR四国初の駅ビルはどこにある?」

そんな問題に「徳島駅」と即答できる方はどのくらいいるのでしょうか。

徳島駅は明治時代の1899年に徳島鉄道の駅として開業し、1946年に2代目駅舎、1951年に3代目駅舎が完成。現在の4代目駅舎はJR四国発足後の1992年に完成しています。

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翌年3月24日には徳島駅クレメントプラザが開業、そして7月2日にJRホテルクレメント徳島が開業し、JR四国初の駅ビルが全面開業を迎えました。

2023年は開業30周年の節目ということで、JR四国、JR四国ホテルズ、JR徳島駅ビル開発は6日、記念キャンペーンを開催すると発表。その一環として、JR四国は観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を使った特別企画を実施します。

企画の内容は「四国まんなか千年ものがたり」を徳島駅構内に留置し、JRホテルクレメント徳島が提供する食事を楽しめるというもので、6月22日(木)・23日(金)に実施される予定です。旅行商品として発売される見込みで、詳細は後日発表となります。

種車のキハ185はともかくとして、「四国まんなか千年ものがたり」はふだん香川県の多度津~徳島県の大歩危間を運行していますから、なかなか珍しいものが見られそうです。

駅ビル30周年記念に関係したキャンペーンでは、そのほかにも発駅から徳島駅までの往復JRと徳島駅クレメントプラザで利用できるお買い物券2,000円分がセットになった「クレメントプラザお買い物きっぷ」の発売(期間限定)、JR ホテルクレメント徳島で「和・洋・中ランチ特別賞味会」、徳島駅クレメントプラザで「ポケモンセンター出張所」「アランジアロンゾ」のポップアップショップが期間限定でオープンするなど、様々な記念企画が予定されています。

(写真:ARIAKE787 / PIXTA)