俳優の西島秀俊さんが新たな門出を祝す。「キリン百年のおいしさ、できました。百年先も愛されるブランドに向かって、麒麟百年 出発!」(写真:鉄道チャンネル編集部)
出発式に先立ち、トークセッションにも登壇した西島さん。新TVCM「麒麟百年 極み檸檬サワー 百年の道のり」篇は4日から放送を開始する(写真:鉄道チャンネル編集部)

キリンビールの新商品「麒麟百年 極み檸檬(レモン)サワー」が2023年4月4日から全国で発売される。これを記念し東京駅で3日、「麒麟百年新幹線」の出発式が行われた。

京都へ向かう東海道新幹線N700S「のぞみ」を1編成16両丸ごと貸切とし、車内で1日限りの特別試飲会が開催された。「麒麟百年」をイメージしたデザインの車内では、ペアリングフードのコースメニューも提供された。キリンビールによれば、10組の当選枠に対し3,000名を超える応募があったという。

麒麟百年新幹線 車内イメージ
提供されたペアリングメニュー

新商品発売の背景にはRTD市場の急拡大がある。

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「栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料」(Ready to drink = RTD)、すなわちプルタブを開けるだけですぐ飲める缶チューハイ、缶カクテル、缶ハイボールなどの低アルコール飲料を中心とする市場は、2012年~2022年で約2倍に成長。本年10月の酒税法の改正も控えるなか、今後も重要性の高い市場と目されている。

檸檬サワーも消費者からの注目を集めるカテゴリーだ。キリンビールが投入する「麒麟百年極み檸檬サワー」は、同社の強みである発酵技術を生かし、ビール酵母で発酵させた芳醇なレモン果汁を一部使用。お酒としての満足感と飲みやすさを両立している。

ブランド名の「麒麟百年」は創業以来百年以上にわたりキリンビールが培ってきたおいしいビール造りの技術・知見の結集であることを示しており、同社の集大成RTDブランドという位置づけとなっている。

4月4日から発売となる「麒麟百年」(写真:鉄道チャンネル編集部)