西武鉄道は2023年度、40000系 10両編成4本(合計40両)を増備する。

西武鉄道の40000系は、クロスシートとロングシートに転換できるデュアルシート装備の有料座席指定列車 S-TRAIN むけ0番台と、ロングシートの50番台が稼働中。

これまで川崎車両(川崎重工業)でつくられてきたことから、今年度の増備ぶんも川崎車両から出てくるか。

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この40000系は、車内防犯カメラのほか、車いす・ベビーカー利用者にも便利なパートナーゾーンも備え、安全性・快適性を向上させる。

また西武鉄道は、VVVFインバータ制御車両などの環境負荷の少ない他社からの譲受する、同社独自呼称「サステナ車両」の導入も予定。

車両新造や既存車両の機器更新に加え、省エネルギー化を加速推進すべく、環境負荷の少ないこのサステナ車両の導入にむけて準備をすすめているという。

こうした他社からの譲受車に加え、より省エネルギー性能の高いVVVFインバータ制御装置・電動機への更新も実施。今年度は、6000系10両編成1本を更新させる。

いっぽう、同社保有車両の全編成にドライブレコーダーを導入。

事故や列車運行への妨害行為等発生時の状況確認・原因究明を目的に、列車運行中の前方と後方映像を記録するドライブレコーダーを全編成に導入すべく、今年度から設置をすすめていくという。