東京都練馬区の豊島園駅で16日、西武鉄道の池袋駅・豊島園駅のリニューアル記念式典と、映画「ハリー・ポッター」フルラッピング電車「スタジオツアー東京 エクスプレス」の出発式が行われました。

式典には西武鉄道関係者ほか、小池百合子東京都知事、前川燿男練馬区長、ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社のトーベン・イェンセンゼネラルマネジャーらも参加。ウェルカム演奏や豊島園駅上部のLEDビジョンのお披露目、テープカットなどが行われ、ラッピング車は11時52分ごろ、「ホグズミード駅」風に改修された豊島園駅から出発しました。

スタジオツアー東京 エクスプレスとは

2023年6月16日、かつて西武グループが運営していた「としまえん」跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンします。

ADVERTISEMENT

映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズをテーマとしたウォークスルー型のエンターテイメント施設で、ワーナー ブラザースは「シリーズの舞台裏や映画製作の驚くべき世界を体験いただける、最高の機会をご用意いたしました」とアピールします。

西武鉄道は同施設のオープンを前に、池袋駅と豊島園駅を大胆に改修。目的地に到着する前から映画の世界観を味わえるようにしました。各駅のモチーフは、池袋駅がキングスクロス駅、豊島園駅がホグズミート駅です。

【関連記事】西武、豊島園駅の新駅舎は25日使用開始!池袋駅も「キングスクロス駅」っぽくリニューアル

さらに、西武20000系車両3編成に映画「ハリー・ポッター」をモチーフとしたフルラッピングを施しました。「禁じられた森」を背景に主要キャスト3名(ハリー、ハーマイオニー、ロン)を大胆に描き、シンプルかつ最大限に映画の世界観を表現。これが「スタジオツアー東京 エクスプレス」です。

スタジオツアー東京 エクスプレスに乗車するには

ラッピング車は西武線の池袋〜豊島園駅間を中心に運行します。乗車にあたり必要なのは運賃だけで、特急券などは必要ありません。

現在地は「西武線アプリ」の「列車位置情報」で確認できます。試しに開いてみると……

このように、スタジオツアー東京 エクスプレスが走っているときは、魔法界のスポーツ「クィディッチ」で使用されるボール「ゴールデンスニッチ」のアイコンで現在地が表示されます。この情報をもとに探してみると良いでしょう。