秋の一日を「小田急三昧」 乗り鉄、撮り鉄、そしてシモキタでのお月見も【コラム】
月やウサギの巨大オブジェが来訪者迎える
経堂でUターンします。本命の目的地は下北沢ですが、1駅手前の世田谷代田で下車。2013年の小田急線の地下化で地上に誕生した遊路スペース「下北線路街」を散策します。
線路街では、2023年10月1日まで「ムーンアートナイト下北沢2023」を開催中。初回の2022年は、月やウサギのオブジェ目当てに、約32万人がシモキタを訪れたそうです。

2年目の今回は、催しを約50件に拡大。オーストラリア拠点のアーチストのアマンダ・パーラーさんが月のウサギをイメージして制作した「Intrude(イントゥルード=侵入)」は、カトリック世田谷教会とボーナストラックの2ヵ所に登場。ボーナストラックは、線路街の商業施設です。
前回、話題を呼んだ月のオブジェ「Museum of the Moon(ミュージアム・オブ・ザ・ムーン)」は、今年も下北沢駅北東側の「下北沢街路・空き地(フリースペースの名称が「空き地」です)」に再登場。イギリス人アーチストのルーク・ジェラムさんが、NASA(アメリカ航空宇宙局)の月面写真から発想をふくらませました。
東北沢駅屋上を開放
小田急からのスペシャルプレゼントは、東北沢駅屋上の開放。非日常空間の屋上では、日本人アーチスト・鬼頭健吾さんが、蛍光塗装した220本ものポールを並べた「Lines(ラインズ)」が来場者を待ちます。9月30日~10月1日には、「天体観測会」と称するお月見イベントが予定されます。
アートイベントはほとんど無料ですが、東北沢駅屋上は例外的に有料(NFTチケットで販売)。小田急は2024年も秋の催しを継続予定で、試行的に有料化する東北沢駅でビジネスモデルの可能性を探ります。
アートポイントに掲出するQRコードをスマートフォンで読み取る、デジタルスタンプラリーも連続開催。ラリーで得られたデータは、次回の案内に活用するなどマーケティングツールとして活用します。
今回はスポット的に3点のアートを紹介しましたが、途中で食事したりショッピングを楽しめば、シモキタの魅力を深く知ることができるでしょう。
下北沢は、小田急線と京王井の頭線の接続駅。そのまま新宿駅に戻ってもよし、井の頭線で渋谷や吉祥寺に出るのも、一興かもしれません。
記事:上里夏生
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