京急グループ本社 玄関

横浜に移転した「京急グループ本社」の内部を見に行ってきました!

京浜急行電鉄は、みなとみらい21地区において2017年7月から建設している「京急グループ本社」の竣工記念式典及び内覧会を開催しました。

京急グループ本社ビル 外観

新しい本社は、地下1階から地上18階まであり、京急グループの企業ミュージアム「京急ミュージアム(仮)」(2019年度開業予定)やみなとみらい地区における子育て支援施設として「認可保育所」が併設される予定です。

テープカット
京急グループ社長11名と京急電鉄キャラクター

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2階エントランスホールにて式典が行われ、京急電鉄取締役の原田社長の挨拶や入居する11社全社長のテープカットにより竣工が祝われました。

京急電鉄取締役の原田社長

原田社長は、「横浜は沿線のちょうど真ん中で事業の拠点が横浜にあることは意義があると思う。品川の別の場所や創業の地である川崎、羽田空港周辺も検討していたが、この場所を選定して開発させて頂いた。令和という新しい時代に新しいスタートを切り、沿線の皆様と共に発展を遂げていけるよう努めたい。」と話されました。

お祝いコメントを送るラミレス監督

フォトセッション後には京急電鉄に関わりのある著名人のお祝いメッセージも送られます。

木のさざなみをイメージした天井

式典が行われたエントランスホールの天井の木パネルは木のさざなみをイメージして配置され、パネル幅は京急線の線路幅と同じ1,435mmだそう。

京急デハ230形デハ236号

エントランスからは、1階に開業予定の京急ミュージアムを上から眺めることができます。式典時には展示された「京急デハ230形デハ236号」の前頭が少し見られました。昭和の時代に活躍した車両や運転シミュレーターなどが設置されるようです。

オフィスフロア
遠方に眺められる横浜の海

8階のオフィスフロアは柱の無い大空間で、グループ社員同士のコミュニケーションが取りやすいつくりに。大きな窓からは横浜の海が眺められます。

インタラクティブエリア
個人ブース

インタラクティブエリアには社員が自由に仕事場所を選べるよう、ミーティングテーブルや個人ブースが備えられていました。

コミュニケーションエリア

17階のコミュニケーションエリア(カフェテリア)は社員食堂として、またはミーティング、プレゼンテーション、懇親会等に利用されるようです。

カフェテリア
和室「憩休庵(けいきゅうあん)」

ゆったりと過ごせる少人数用のソファーのあるカフェテリアや、特別な会合や打ち合わせに使用できる和室「憩休庵(けいきゅうあん)」も併設され、グループ社員の憩いの場となりそうですね。

各所に分散していた京急グループの本社機能が集結し、コミュニケーションが円滑になることで新たな創造がたくさん生み出されるでしょう。京急電鉄独自のユニークな企画など、新本社から立案される今後のイベントが楽しみですね。

(記事:柏原美紀、写真:神森沙織)