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【多摩モノレール延伸】新7駅のデザイン案! コンペの8作品と15案を東京都が公開、上北台〜箱根ケ崎の約7km、意見募集は10/16まで

多摩都市モノレール延伸部(仮称)No.3駅のデザインコンペ4作品(画像:東京都)
多摩都市モノレール延伸部(仮称)No.3駅のデザインコンペ4作品

上北台駅から箱根ケ崎駅まで、約7km延びる多摩都市モノレール。その延伸部にできる7つの駅の駅舎デザイン案を、東京都が2026年10月2日に公開しました。主要な2駅はデザインコンペから選ばれた4作品ずつ、残る5駅は3案ずつ、合わせて23のデザインが並びます。
案は昼と夜のイメージ図つきで見比べられ、都民からの意見を10月16日(金)まで募集しています。木の外壁が並ぶ駅、夜に光で浮かび上がる駅、雲のように白い駅と、個性はさまざま。沿線に住む人はもちろん、モノレールに乗る機会がある人も、自分の使う駅を思い浮かべながら選んでみてはいかがでしょうか。
都は寄せられた意見も踏まえて検討会で議論し、12月にはデザインが決まる予定です。各駅の案の見どころと、締切までに意見を出す方法もあわせてご紹介します!

上北台〜箱根ケ崎の約7kmに7駅、主要駅のNo.3駅・No.6駅はコンペで選出

延伸部は、いまの終点・上北台駅(東大和市)から、新青梅街道に沿って武蔵村山市を通り、JR八高線の箱根ケ崎駅(瑞穂町)まで延びる約7kmの区間です。駅は上北台側からNo.1駅〜No.7駅と仮の番号で呼ばれていて、No.7駅が箱根ケ崎駅にあたります。

多摩都市モノレール延伸計画区間の路線図
上北台から箱根ケ崎までの延伸計画区間(約7km)と7駅の位置。駅名はいずれも仮称(画像:東京都)

東京都は、延伸で新しくできる駅舎を「まちの象徴となるようなデザイン」にする方針で、2025年6月に有識者や地元の市町、多摩都市モノレール株式会社などでつくる「多摩都市モノレール延伸部駅舎デザイン検討会」を設けました。2025年11月の都民からの意見募集を踏まえて、各駅のコンセプトを決めています。

7駅のうち、主要な駅とされるNo.3駅とNo.6駅は、2026年2月からデザインコンペを行いました。建築家やデザイナー、学生などから128件の応募があり、審査を経て各駅4作品、計8作品が選ばれています。残る5駅は検討会がデザイン案を作り、各駅3案、計15案になりました。

No.3駅は「沿線の核」、木の外壁やアーチ窓の4作品

No.3駅のコンセプトは「様々な施設が集まる沿線の核としての風格を備え、賑わいや楽しさを感じる」です。コンペで選ばれた4作品は次のとおりです。

(仮称)No.3駅 デザインコンペ一次審査通過作品(応募順)
LOOP/FOREST:木目の外壁に縦長の窓が並び、駅前にテラス席を配したデザイン
移動視点がつくる駅景観:細かな穴のあいたパネルで上部を包み、夜は内側からの光で浮かび上がるデザイン
アーチ・ステーション:れんが色の外壁にアーチ形の窓を並べたデザイン
光の核心:白い縦のルーバーで覆い、夜は全体が光る箱のように見えるデザイン

いずれの作品も昼と夜の2枚のイメージ図が公開されていて、夜の姿は昼とかなり印象が変わります。記事冒頭の画像は、その4作品の昼の姿を並べたものです。

No.6駅は「狭山丘陵と調和」、白い雲や森をイメージした4作品

No.6駅のコンセプトは「狭山丘陵の風景と調和しながら、未来を感じさせる」。北側に広がる狭山丘陵の緑を意識した作品がそろいました。

多摩都市モノレール延伸部(仮称)No.6駅のデザインコンペ4作品
(仮称)No.6駅のデザインコンペ一次審査通過4作品の昼のイメージ(画像:東京都の公表資料より編集部作成)

(仮称)No.6駅 デザインコンペ一次審査通過作品(応募順)
CLOUD:白い大きな塊のような、雲を思わせる外観
風景の像:横じまの外壁に、淡い色の線を重ねたデザイン
地形を紡ぎ、風景を架ける駅舎:半透明の外壁に、丘陵の起伏のような曲線を描いたデザイン
武蔵野瑞穂の原風景:外壁に木立のシルエットを浮かび上がらせたデザイン

残る5駅は「森」「水」「空」の3テーマから選ぶ

No.1・2・4・5・7駅の5駅は、延伸部の沿線を象徴する狭山丘陵の「森」「水」「空」をテーマにした3案ずつです。同じテーマでも、駅ごとのコンセプトに合わせて外壁の素材や模様が変えてあります。

多摩都市モノレール延伸部No.1・2・4・5・7駅のデザイン案一覧
No.1・2・4・5・7駅のコンセプトと、テーマ1「狭山丘陵の森」・テーマ2「水」・テーマ3「空」の各3案(画像:東京都)

他5駅・各駅のコンセプト
No.1駅:新しいまちの玄関口として、明るく子供たちがワクワクする
No.2駅:「やさしさ」と「やすらぎ」に包まれ、病院や市民センターなどを訪れる人の気分が向上する
No.4駅:自転車道の桜並木と調和し、自然のかけめぐりを感じる
No.5駅:生き生きと心や体がゆれ躍り、川の音や流れを感じる
No.7駅:宿場町の歴史が感じられ、人々の往来や交流で賑わい「はじまり」を予感させる

箱根ケ崎駅にあたるNo.7駅は、ほかの駅より横に長い駅舎で、木の格子や大きなガラス面など3案とも違った表情を見せます。なお、連絡通路やエレベーターはデザインの対象に入っていません。どの案も、工事のしやすさや費用、維持管理の面から今後変わる可能性があります。

意見はWebフォームか郵送で、10月16日23時59分まで

意見募集の期間は、2026年10月2日(金)から10月16日(金)までです。デザインへの意見や感想を、日本語で送ります。

【概要】多摩都市モノレール延伸部 駅舎デザイン案への意見募集
締切:2026年10月16日(金)
インターネット:東京都の専用フォームから、10月16日23時59分まで
郵送:〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都庁第二本庁舎11階 東京都都市整備局多摩まちづくり政策部多摩まちづくり推進課(当日消印有効)
問い合わせ:都市整備局多摩まちづくり推進課 03-5320-5473

電話やメール、ファックス、窓口への持参では受け付けていません。寄せられた意見は、氏名などの個人情報を除いて要約のうえ公表されることがあり、個別の回答はありません。デザイン案の詳しい画像は、東京都都市整備局のホームページで見られます。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/10/2026100218

集まった意見を踏まえて検討会で議論し、2026年12月にデザインが決まる予定です。

多摩都市モノレールの延伸とは

現在の多摩都市モノレール(多摩モノレール)は、南側の多摩センター駅(東京都多摩市)から、八王子市、日野市、立川市、を通過して北側の上北台駅(東大和市)までを結んでいます。

多摩都市モノレール(写真:PIXTA)

今回の延伸では、上北台駅から北西へ延び、モノレールの駅がない武蔵村山市を通って、瑞穂町の箱根ケ崎駅でJR八高線とつながります。

【参考】 多摩モノレール延伸が遂に始動!武蔵村山の “鉄道なし” 解消へ!箱根ヶ崎まで全7駅・7kmのルートや計画まとめ、新青梅街道はどう変わる? https://tetsudo-ch.com/13019040.html

東京都は2025年3月に公表した「多摩のまちづくり戦略」で、延伸部の駅をまちの象徴にする考えを示していて、駅舎のデザインと合わせて沿線のまちづくりも進めています。

多摩モノレールの延伸区間

自分が使うことになるかもしれない駅の姿を、23のデザインから選べる機会は多くありません。締切は10月16日。昼と夜のイメージ図を見比べて、気に入った駅舎への意見を送ってみてはいかがでしょうか。
(画像:東京都都市整備局、東京都の公表資料より、PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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