ゆいレール節分
※写真は沖縄都市モノレールホームページより

沖縄都市モノレール(ゆいレール)は節分イベントとして2月3日(金)、朱里駅でコーヒー豆(ドリップコーヒー)を配布した。※トップ画像参照

鬼は外! ではなく オニヒトデは外!

ADVERTISEMENT

これは、沖縄近海の珊瑚礁でオニヒトデが大量発生し珊瑚礁を食い荒らして問題になっているからだ。オニヒトデの大量発生は世界的な傾向で海が汚れたためだという。

しかもこのコーヒーは沖縄県外への持ち出しが禁止されているサンゴの「風化した骨格サンゴ」を用いて焙煎されるため沖縄以外では作ることができない。

ゆいレール駅構内にコーヒーショップを3店舗展開している「35COFFEE」が取り組んでいる“ベビーサンゴ移植”や、オニヒトデによる生息地の減少や地球温暖化等の問題から白化現象の減少に陥っている珊瑚礁を保全しようと改めて周知するために行われた。節分の豆まき、豆の代わりに挽いたドリップコーヒーが配られたという理由だ。

節分は元々は平安時代から宮中で行われた追儺(ついな)という年中行事が始まりという。立春の前日に豆を撒いて鬼=邪気を祓う。

古くから鬼門の方角に邪気を祓う桃の木を植えるという習慣もあって、何やら桃太郎のお伽噺を彷彿とさせる。