AIが食品の健康度を自動判定するアプリ「FoodScore」をはじめ、食生活や生活習慣の健康へのリスクをスコア化する「my healthy」、ワークパフォーマンス改善につながる食事をAIがアドバイスしてくれるサービス「WorkUp AI」など、世界初となるヘルスケアサービスを展開するシグナルトークが、また「世界初のスマホサービス」をローンチした。

その名も、「Corona Lab」(コロナラボ:https://corona-lab.tech/lp)。

サービス名のとおり、「将来、新型コロナウイルスに感染・発症するリスクを判定する」という世界初のスマホサービスで、利用は無料。新型コロナの変異株や新たなパンデミックに備えるための解決策を提案する、社会貢献プロジェクトのひとつ。

新型コロナを将来発症するリスクをA~Eの5段階で表示

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この「Corona Lab」(コロナラボ)は、いつも食べている食品に含まれる食材や添加物、運動や喫煙などの生活習慣、既往症などによって上下する発症リスクをAIが分析・判定し、新型コロナを将来発症するリスクを判定できる。

具体的には、食品のバーコードや原材料名をAIが読み取り、生活習慣やこれまでになったことのある病気や症状を回答すると、AIが新型コロナを将来発症するリスクをA~Eの5段階で表示。

いつも食べている食品の中で発症リスクの増加要因となる添加物や食材、生活習慣の中で、「何が悪いのか」「既往症はどのように影響するのか」などが詳しくわかる。

約5分のAIカウンセリングの診断に回答

AI判定の流れは、食品に表示されているバーコードまたは原材料名表示をスマホで撮影し、約5分のAIカウンセリングの診断に回答すると、入力されたデータにもとづき、新型コロナに将来発症するリスクをAIが判定してくれる。

また、予防に役立つ生活習慣や、発症リスクが高い添加物や食材を含まない「Healthyフードリスト」も紹介してくれる。

このコロナラボのAIは、国内で独自に集めたデータ、新型コロナに関して世界中で発表された論文、米FDAやEUなどの世界中のデータも学習し、統計的情報から分析結果を表示している。

シグナルトーク、AIが学習した結果を無料で公開

シグナルトークでは、9年以上にわたり、人々の食生活と病気の関係を分析。

新型コロナに関して分析した結果、特定の添加物や食材を摂っていると発症リスクが高まることや、運動、入浴などの生活習慣と発症リスクの関係が判明。

さらにこうしたAI分析結果のほか、米FDAやWHO、EFSA、日本の消費者庁や厚生労働省が発表しているデータ、世界中から集めた論文、国内で独自に集めたデータを学習し、年齢や性別、BMI、既往症によるリスクなどの分析を行い、総合的に新型コロナを将来発症するリスク判定してきた。

今回の Corona Lab(コロナラボ)は、日本発のプロジェクトで、日本人の発症リスクの真実を追究し、AIが学習した結果を無料で公開することを決めた。

同社は、「当面は10万人規模の参加をめざし、さらなる新型コロナ発症に関するデータを収集し、発症リスクの解明をすすめていく」という。

コロナラボ:https://corona-lab.tech/lp