【木造駅舎カタログ】山陰本線06/106 三見駅

2022.02.25

※2020年8月撮影

トップ画像は、山陰本線三見(さんみ)駅。流石!山陰本線!と言いたくなる素晴らしい木造駅舎。右の黄色い構内跨線橋が夏の光を浴びて目立っています。この跨線橋に屋根はありません。

駅前に植栽があって、久しぶりに丸い郵便ポストがあります。何とも長閑な眺めです。無人駅というのがもったいないサイズの駅舎です。自治体などが有効活用して駅舎の保存に繋がることを祈りたくなります。ホーム側には木枠の窓も残っていました。

※2020年8月撮影

三見駅は、1925年(大正14年)4月3日日本国有鉄道、当時の美禰線の駅として開業。1933年(昭和8年)美禰線の一部区間が山陰本線に編入され三見駅は山陰本線所属駅になります。1963年(昭和38年)貨物取扱が廃止。国鉄分割民営化でJR西日本の管轄になり、時期は分かりませんが長門鉄道部管理の無人駅になっています。

駅舎右手前に大きめの木があります。防長バスの停留場です。

駅を訪れたのは12時20分頃。待合室には次の13時11分の下り列車を待っている方がいました。上り列車は15時11分までありません。

※2020年8月撮影

駅舎出入口。建物財産標がありました。駅が開業した1925年(大正14年)4月の記載でした。駅舎外壁の下部に装飾板が並んでいます。実は同じモノが長門粟野駅のホーム側に数枚残っていました。三見駅舎にオリジナルの装飾板が残されているのかもしれません。

※2020年8月撮影

駅前広場があります。左の建物はJA山口県三見、ふれあい店という店舗が併設されています。右に筆者の駐めたレンタカーが写っています。車内が熱くなってハンドルがもてなくならない様に建物の陰に駐めています。駅前通りを左(北)に行くと大歳神社があります。

※2020年8月撮影

駅前広場を南側から。陽射しが強いので木陰にクルマが駐められています。山陰本線の西側100m程で三見魚港があります。漁業の町なんです。線路の反対側に鮮魚店がありました。漁師町でもお魚屋さんは必要なのですね。

駅舎は山陰本線の東側で下り線ホームに沿って建てられています。構内跨線橋を渡って上りホームにも漁港側への出入口がありました。

※2020年8月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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