東海大学前1号踏切(画像:小田急電鉄)

小田急電鉄は2022年3月30日(水)~9月30日(金)まで、神奈川県秦野市内の東海大学前1号踏切の愛称を「はだのモーピク踏切」(※)とし、「踏切ネーミングライツ」の実証実験を行う。

踏切は安全確認のために自然と足を止める場所であり、電車が通過するまでの間は待ち時間が生じるため、広告として利活用できる可能性がある。

実験では、「はだのモーピク踏切」に愛称板や、秦野市の公式動画チャンネル「はだのモーピク」へリンクする二次元コード付きの広告を掲出。動画視聴者数などの動向を踏まえ、展開の拡充を検討する。実証実験には秦野市も協力し、踏切のイメージアップと広告媒体としての可能性を探る。

掲出する愛称板などのイメージ(画像:小田急電鉄)

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小田急電鉄によれば、ゆくゆくは地域の商店や個人事業主をはじめとする方々が踏切をPRの場として利用できるような制度設計を目指すという。

※「はだのモーピク」は秦野市公式YouTubeチャンネル。市の最新情報や観光スポットなどを紹介しており、現在は400本以上の動画を公開している。