
2026年9月19日、群馬県の赤城山頂エリアに新たな周遊拠点「スノーピークランドステーション赤城」がオープンしました。都心から約2時間半の立地にあり、美しい大屋根が特徴の館内には、直営ストアや地元食材を味わえるカフェ、観光案内所などを完備しています。これまで日帰りでの散策や登山が主だった赤城山観光ですが、コワーキングスペースの併設や、先行開業したキャンプフィールドとの一体運営により、ワーケーションや滞在型リフレッシュなど、大自然の中でゆったりと過ごす「新しい山の楽しみ方」ができるエリアへと生まれ変わりました。
本記事では、新拠点の充実した設備からこだわりの建築デザイン、周辺の周遊ルートまで、秋から冬のお出かけに役立つ情報を詳しく解説します。次の週末、どこへ行こうか迷っている方は必見です。
赤城山頂エリアに新たな周遊拠点が誕生!
都心から約2時間半! 前橋駅からアクセス
「スノーピークランドステーション赤城」は、群馬県前橋市の県立赤城公園内にあります。都心から2時間半程度、JR前橋駅から関越交通バスに乗り約70分でアクセスが可能です。

周辺には、県内有数のパワースポットとして知られる赤城神社や、美しい自然が広がる覚満淵湿原が点在。散策や参拝とあわせた周遊ルートの拠点として絶好のロケーションです。都心から日帰りで訪れやすい標高1,350メートルの高原で、心地よい風に包まれながら秋の散策を楽しめます。

滞在時間の延長を目指す「赤城ウェルグラウンド構想」と官民連携

本施設は、群馬県が推進する「赤城ウェルグラウンド構想」の一環として誕生しました。赤城エリアは登山や散策のために多くの人が訪れるものの、利用者の多くが日帰りで、滞在時間は長くても半日程度。滞在時間を延ばして宿泊や周遊を楽しむ人が増えることを目指し、民間のノウハウを取り入れた活性化基本構想を策定しました。既存の赤城ビジターセンターにネーミングライツを導入して再整備しています。

指定管理者であるスノーピークが、先行して4月に開業した「スノーピーク赤城キャンプフィールド」と一体的に運営。点在する観光資源を線で結び、エリア全体の回遊性を高める取り組みを進めています。
赤城山のすそ野を表現した大屋根と群馬県産ヒノキ材の建築

建築設計は国内外で実績を持つ成瀬・猪熊建築設計事務所が担当。最大の特徴は、上毛かるたでも知られる赤城山の長いのびやかなすそ野を思わせる曲線の大屋根。地上1階建て、延床面積約1,320平方メートルの鉄骨造施設を覆います。

内部は、鉄骨の湾曲梁と国産材の木小梁を組み合わせることで柱を減らし、ダイナミックな空間を実現。サッシの室内側には群馬県産ヒノキ材を使用、内装や家具にも県産材を取り入れています。夏は風が抜ける自然通風と深い軒による日射遮蔽、冬は太陽光を積極的に取り込む設計。地域の厳しい気候に適応した快適な木質空間が広がります。
成瀬・猪熊建築設計事務所がインテリア基本設計とインテリアデザイン監修を担当した「OMO7横浜 by 星野リゾート」の詳細は、過去記事を参照してください。
【参考】【星野リゾート】OMO7横浜が4/21開業! 村野藤吾建築「旧横浜市庁舎」を再生、日本初“パン飲み”ベーカリーやハマスタビュー絶景テラスの全貌(※2026年4月掲載)
カフェや直営店にコインシャワーも揃う「買う・遊ぶ・食べる」機能

館内には「買う、遊ぶ、食べる」を満たす多様な設備が揃っています。スノーピーク直営店では各種アウトドア用品を扱い、赤城山麓を中心とした地元物産品も販売。カフェでの食事や休憩のほか、観光案内所で山頂エリアの最新情報を入手できます。ワーケーションに対応するコワーキングスペースや多目的ルームも配置。登山やランニングの後に利用できるコインシャワーやコインロッカー、24時間トイレも備わっています。営業時間は9時から18時まで。12月から3月の冬季期間は9時から17時までの営業となり、水曜日が定休日。アクティビティを楽しんだ後に立ち寄り、ゆったりと過ごすのにぴったりなスポットです。
紅葉が美しく色づく秋から空気が澄み渡り星空が輝く冬にかけてが、赤城山の魅力が最も際立つ季節です。都心の喧騒から少し足を伸ばし、美しく進化した山頂の木質空間で、新しい『野遊び』と極上のリフレッシュ体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(画像:スノーピーク)
鉄道チャンネル編集部
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