東武鉄道獨協大学前駅
写真:東武鉄道ホームページより

東武鉄道は2017年(平成29年)春、東武スカイツリー線「松原団地駅」(埼玉県草加市)の駅名を「獨協大学前〈草加松原〉」に改称すると発表した。

1962年(昭和37年)「東洋最大規模のマンモス団地」と言われた松原団地最寄り駅として「松原団地」駅が開業した。1964年(昭和39年)には獨協大学が開学した。

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その後、独立行政法人都市再生機構(UR)による松原団地の建て替えと市街地の整備が進展し、2014年(平成26年)3月には旧日光街道「草加松原」が国指定の名勝地「おくのほそ道の風景地」となった。

それを受け草加商工会議所を中心に「松原団地駅名変更協議会」が設立され草加市と連名で東武鉄道に対し「松原団地」の駅名を「獨協大学前〈草加松原〉」に変更して欲しいという要望書が提出された。

その結果東武鉄道も開学以来地域と歴史を重ねてきた「獨協大学」を駅名にすることで「大学のあるまち」を想起させ地域のイメージアップを図れるとともに国指定の名勝地「草加松原」を採用することで観光地としてのPRにもつながることから駅名改称を決定した。

東武鉄道からの発表

新駅名称 :獨協大学前〈草加松原〉
駅名改称日:2017年春予定
所在地  :埼玉県草加市松原1-1-1
乗降人員 :56、266人(2015年度1日平均)
駅開設日 :1962年12月1日
東武路線図
写真:東武鉄道ホームページより