小田急電鉄は箱根登山電車の全線運転再開を記念し、2020(令和2)年8月1日~31日、「赤い1000形車両」を小田急全線で特別に運行する。

赤い1000形車両は2009年3月から主に箱根登山線内に乗り入れる車両として使用されている。その赤色は箱根登山電車の1000形・2000形と同色で、姉妹鉄道提携を結ぶスイス・レーティッシュ鉄道のベルニナ急行と同じ。

新宿側に4両編成の赤い電車、小田原側に6両編成の1000形通勤車両を連結した10両編成で運転。小田原線・江ノ島線・多摩線の全線を運行し箱根登山電車の全線運転再開をアピールする。

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4両編成の車内には箱根の美しい風景写真を掲出。中吊りポスターの二次元バーコードを読み取ることで、箱根の四季折々の風景を動画で楽しめるという。

また、通常は小田原駅や箱根湯本駅の停車中に流す箱根ゴールデンコース60周年記念オリジナルテーマ曲「HAKONECTION(ハコネクション)」を、日中の新宿駅停車中・走行中にも放送する。BGMは6両編成の方でも流れる。

鉄道チャンネル編集部
画像:小田急電鉄