電池が切れました〜【50代からは鉄道趣味】

2020.12.05

※2015年12月撮影

トップ画像、テーマを「福塩線的情趣」で選んでみました。芦田川の穿った谷間。小さな橋梁、先にはトンネル、墓地。広々とした場所を走る鉄道とは異なる独特の趣があります。個人的には錦川清流鉄道にも同種の情趣を感じます。

福塩線は、備後三川駅から芦田川の支流矢多田川に沿って谷間を進みます。

備後三川駅から4.2kmで備後矢野駅。1938年(昭和13年)開業時の木造駅舎です。駅舎には2014年(平成26年)8月に死者74人という甚大な被害をもたらした「平成26年8.20広島市豪雨土砂災害」へのメッセージと手作り風の建設機械・人形が置かれています。個人的には人形の顔がちょっと怖過ぎる印象でした。駅舎内では「福塩うどん」を出すうどん・そばの店「かすりや」が営業しています。島式ホーム1面2線で列車交換可能な駅です。

※2015年12月撮影

備後矢野駅から3.7kmで上下(じょうげ)駅。駅所在地が広島県府中市上下町上下、町の中心なのです。1935年(昭和10年)開業。相対式ホーム2面2線で列車交換しました。ホーム上に「福塩線最高地点 標高383.74m」の札が建っています。全国的にも極めて珍しい「町の中に分水嶺」があります。北側は江の川水系で日本海に、南側は芦田川水系で瀬戸内海に注いでいます。上下といういささか変わった地名も、この分水嶺があるコトからの様です。町の面積の約8割が森林です。福塩線は日本海の注ぐ江の川の支流上下川の谷間に沿って三次に向かいます。

※2015年12月撮影

上下駅から4.4kmで甲奴(こうぬ)駅。1935年(昭和10年)開業。古い木造駅舎内にはお好み焼き屋さんが営業しています。

※2015年12月撮影

甲奴駅から2.4kmで梶田駅。シンプルな単式ホームで駅舎はありません。1963年(昭和38年)開業。駅の北側には上下川が流れています。

※2015年12月撮影

梶田駅から5.2kmで備後安田駅。1935年(昭和10年)開業。

※2015年12月撮影

備後安田駅の後方展望。かつて相対式ホーム2面2線だった頃の側線が残っていました。

※2015年12月撮影

備後安田駅を離れて行きます。左側は県道426号線。相対式ホームの痕跡はありません。

※2015年12月撮影

備後安田駅から5.0kmで吉舎駅。1933年(昭和8年)開業。駅所在地名ですが、どことなく喜ばしい駅名です。開業時の木造駅舎が使われています。良いですねぇ。

※2015年12月撮影

ここでコンデジのバッテリーがダウンしました。朝7時過ぎに新大阪を出て和田岬駅を回って、福塩線を撮ってきました。まだ「下手な鉄砲方式」ではないのですがこの頃は予備バッテリーを持ち歩いていなかったのです。

どうにか三次駅の駅名を撮って本日はギブアップです。

※2015年12月撮影

三次駅から徒歩ちょっのホテルにチェックイン。とりあえずコンデジのバッテリーをチャージ。

本日の移動は、329.1kmでした。

明日は、大好きな芸備線で備後落合駅、木次線で亀嵩駅に行き、手打ちそばを食べます。これも今回の目的の一つです。

※福塩線は2020年7月豪雨で斜面崩落などが発生。府中駅~塩町駅間が不通になりました。コラムを書いている7月28日時点では復旧の日取りなどは発表されていません。気がかりです。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格、駅などは2015年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)


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