元京王5000系、出雲にきて26年

一畑電車は10日、「5010」号車および「5110」号車の引退について発表しました。いずれもかつて京王電鉄で運行していた5000系を改造した車両で、一畑電車が1998(平成10)年に導入し、26年間にわたり走り続けました。ラストランは2025年1月13日(月・祝)の予定です。

引退に伴い様々な記念イベントが企画されています。2025年1月11日(土)には5000系車両4両編成で全線運転(雲州平田駅-松江しんじ湖温泉駅-出雲大社前駅-電鉄出雲市駅-雲州平田駅)を実施、1日フリー乗車券のみで乗車できます。また翌12日(日)には全席指定の特急として松江しんじ湖温泉駅-出雲大社前駅間を、自由席で出雲大社前駅-電鉄出雲市駅間をそれぞれ運行します。

ラストランは全線各駅停車の臨時列車で運行しますが、乗車できるのは1日フリー乗車券をお持ちの方のみ。またラストラン終了後には雲州平田駅構内で有料の撮影会(3,000円)を開催します。

各イベントの詳細は後日、一畑電車のホームページで案内される予定です。

ありがとう「5010」号車・「5110」号車!営業運転終了記念乗車券

一畑電車では、両車の勇姿をおさめたデザインの1日フリー乗車券『ありがとう「5010」号車・「5110」号車!営業運転終了記念乗車券』を2024年10月21日(月)から発売します。通信版売はありません。

なお、2024年10月20日(日)に雲州平田駅構内で開催される「駅サイトまつり2024」のグッズ販売ブースにて、50部限定で先行販売を行います。

販売価格は2,100円。販売場所は、出雲大社前駅・電鉄出雲市駅・雲州平田駅・松江しんじ湖温泉駅(各100部)、川跡駅(50部)で全500部の販売です。

(画像:一畑電車)

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